塾長

お母さん、話してくれてありがとう

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こんにちは、塾長の大久保です

 

とあるご家庭のお話です

 

先週、
お母さんと娘さんに北千里校で
入塾の面談をさせてもらいました

 

うちの塾の方針
数学の学習に対しての僕の考え方を
お話させてもらい
そのうえで

 

「もう一度ご家庭で
よく話し合ってお決めください
それで、ご縁があればご連絡ください」
と申し上げておりました

 

そのご家庭のお母さんから
9日のお昼に
塾にお電話をいただきました

 

 

お母さんは
事務員への連絡の中で
「入塾したいのですが
大久保先生の授業後、何時でもかまいません
大久保先生にお話ししたいことがあるので
お電話できませんでしょうか」
とお言葉を残されました

 

 

 

僕は事務からその連絡を受け
「きっと何か特別なご事情があるに違いない」
そう直観的に思いました

 

 

 

そこで9日の20時過ぎ
お母さんにお電話させてもらいました

 

 

 

お話を聞かせてもらいました

 

 

 

 


大久保先生が
『うちの塾じゃなくてもいいから
いろんな塾を見て
娘さんに一番いいと思う塾を
見つけてくださいね』と
おっしゃられたように
大久保先生に面談をしてもらったあと
いろんな塾を見ました

 

娘はこれまで
どこの塾に行きたいとか
誰に習いたいとか
自分から言う子では
ありませんでした

 

なので
私が塾を決めようとしたのですが
全ての塾を見た後に
娘は自分から私に
「大久保先生に数学を習いたい」と
口にしました
親として本当に驚きました
でも、私は嬉しかったんです

 

しかし、ある事情で
(ごめんなさい、これは日記ではお話しできません)
費用の面での問題がありました
また、ある事情で
(ごめんなさい、これも日記ではお話できません)
これ以上私の仕事を増やすことも
できません

 

 

娘はその
全ての“事情”を知っていますので
じつは
娘は私にこう言いました

 

 

 

『私(娘)が自分でアルバイトするから
大久保先生に数学を習いたい
週に何回アルバイトしたら習えるかな
週に3回ぐらいかな』と

 

 

娘がここまでして
自信塾に行きたいと
思っているのだと初めて知りました

 

私は
娘にアルバイトをさせずに
私がなんとかもっと頑張って
娘をぜひ自信塾に
行かせてあげたいと思っています
しかし、
これ以上仕事が増やせないのです

 

 

先生、
お忙しいのは存じております
スケジュールがいっぱいなのも
わかっています
なんとかうちの娘を
見てやってくれませんでしょうか

 

 

面談でお話させてもらった通り
娘には人生の「師」が
必要なのだと思います

 

娘はそれを
感じ取ったのかもしれません」

 

 

このお話を
お母さんは
丁寧にそして最高の熱量で
僕に伝えてくれました

 

 

この日記上では
みなさんには
文字でしかお伝え出来ませんので
とても無機質に見えるかもしれません

お母さんは
本当に最高の温度で
僕に伝えてくれました

 

 

 

 

 

 

お母さん
わかってるから
お母さん
僕の心に全部伝わってるから

 

 

 

 

 

 

お母さん
いろんな感情を
抱えていましたね

 

 

娘さんが自分から
僕の授業を受けたいと言ってくれたことの
「嬉しい気持ち」

だからこそ
娘さんのこの願いを
「叶えてあげたい気持ち」

でも
お金の問題があるから
娘に気を遣わせてしまっていて
「申し訳ない気持ち」

でも私がもっと頑張ればいいんだ
という
「頑張ろうとする気持ち」と
でも
これ以上は仕事を増やせない
「無念な気持ち」

 

 

 

 

 

 

お母さん
全部全部わかってるから

 

 

 

 

 

 

 

お母さん
あなたは十分
頑張っていますよ

 

 

 

 

ここでは言えない
“事情”を抱えて
お母さんは
頑張っておられます

その上でさらに
お母さんは子供のために
体に鞭打って
もっと働きたい

だけどそれはできない

 

 

 

高校生の娘は
そんな親に迷惑をかけまいと
自分でアルバイトを
しようとしている

 

 

 

 

 

 

 

全ては
僕の授業を受けるために

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さん
僕にまかせて
全部僕にまかせて
大丈夫
わかってるから

 

 

 

 

 

 

そして娘さん

 

 

一緒に頑張ろうな僕と

 

 

一緒に数学やって
夢を見つけて叶えて
親孝行しような

 

 

 

 

ありがとう

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