塾長

記念の日

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こんにちは、塾長の大久保です

 

 

人は一人では
生きていけません
誰かとのつながりの中で
人は生かされて
はじめて生きていけるのだと
思います

 

ヒトが
「人」だけではなく
「人間」とも書くのは
それが理由なのだと
僕は思います

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は
月に一度の
僕にとって記念の日です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの頃は
本当にありがとう

盲目になって
間違った方向に歩みかけていた
いや
もう歩み始めていた僕を
自分が今どうあるべきか
自分は今何をすべきか
そこに気づかせてくれたのが
彼女でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのまま進んでいっていたら
僕はどうなっていただろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと我に返ったあの瞬間
雲が立ち込めていた灰色の空が
ぱっと
真っ青に晴れわたるような
そんな衝撃でした

「僕は何を考えていたんだろう」
本当にそんな気持ちにさえ
なりました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや
今も時々ひとりでに曇り空になります

 

 

 

でも
彼女のおかげで空の青さを思い出せたから
心が曇りがかっていることに
自分で気が付くことができるように
なりました

 

 

 

 

 

 

 

 

あの頃
彼女も
いろんなことに
悩み、傷ついていましたね

 

 

どこかの駅から
泣きながら電話してきた
こともありました

 

 

 

 

夜中
泣きながら電話してきた
ときもありました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事情を聞いたら
涙を流すのも
無理もない

 

 

 

 

 

 

 

けして
彼女が悲劇のヒロインを
演じているわけではなく

 

ただただ
彼女のまっすぐな心が
折れ曲がりそうなことが
あったのです

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は
「なんとかしてやりたい」
そう思って
僕が出来ることで
彼女の力になろうとしました

 

声をかけることしか
僕にはできません

 

 

でも
言葉は
相手を心から考えて
発すれば必ず心に届きます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉をかけ続けました

 

「大丈夫、あなたは悪くない」

 

 

 

彼女は

どれだけ涙を流していても
最後には笑ってくれるのです

笑いがこぼれる彼女を
電話で聞きながら
僕は
「これでいい
こうやって毎回
僕が彼女を笑顔にすればいい」

 

そうやって
彼女の力になろうと決めました

 

 

 

 

 

 

彼女に差し出した僕の手ですが
逆に
救われてしまいましたね

 

 

 

 

 

そして
その感謝の気持ちを
本人とお母様に
お伝えする機会に恵まれました

大変、御立派なお母様です

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝の気持ちを
自分の言葉で
お伝えさせてもらえることほど
こんなありがたいことは
ありません

僕は
自分の正直な気持ちを
ありのままお伝えしました

 

 

 

 

 

 

 

 

僕がどういう意味で
彼女に救われたのか
僕がどれだけ
彼女に感謝しているのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お二人は最後まで
真剣にきいてくださいました

ありがたい

 

 

 

 

 

 

驚いたのは
「記念日」の日記が
ご自分の娘さんのことであると
お母様もお気づきになられていたのです

 

 

僕がお伝えする前に、です

 

 

 

 

本当に
驚きました

さすが、です。

本当にありがたい時間でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕が尊敬してやまない
作家で作詞家、なかにし礼 さんは
著書でこのように
おっしゃっています

「謙虚に生きるということは
自分を卑下することでなはい
出会った人
救ってくれた人に
日々感謝の気持ちを持って
それを忘れず
精一杯自信をもって
生きること」

 

 

 

 

 

 

 

僕は毎月こうして
彼女に
感謝するように
生きていこうと
思っています

先日も
あるお店で
ある会社の経営者と
お話をさせてもらう機会があり
僕はこの話をさせてもらいました

僕は
怒りのエネルギーで
身を滅ぼしかけていた
そんなときに出会った女性がいて
僕が救うはずの立場なのに
僕は救われた

救うつもりで
差し出した僕の手をつかんだ
彼女の手に
僕は救われてしまった

人には不思議な力がある
教育も経営も人間も
みんな“心”なんだと

涙を流しながら聞き入ってくれました

 

 

 

 

 

 

その経営者の方が

「大久保さんは
いい経験をなさったですね
出会うべくして出会ったのかも
しれませんね
その女性に対する感謝の気持ちを
絶対に忘れてはいけませんよ
大久保さんは
多くの人を救う人だから
あなたを救ったその女性は
その多くの人を救ったことになる
彼女を一生
大切にしてあげてください」

 

 

 

 

 

 

 

「彼女が
成長するのを
遠く陰ながら
応援していこうと
思っています」

 

 

 

彼女の行いが
こうやって
人の心を温かくするのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのまま
曇り空しか知らなかったら
僕は一生
青空を見ることなく
地に埋もれていたかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女と出会うことができ、

彼女との出会いに僕は救われ
彼女との出会いに僕の人生は生かされ
彼女との出会いの意味を考え
彼女との出会いに僕は感謝して

 

 

 

そして
僕はまた今日も
生かされています

 

 

 

 

きっとこれを見ているだろうか
僕を救ってくれた君

 

本当にありがとう
本当にありがとう

これからの
あなたの人生が
幸の多いことを
祈っています

 

また2月10日に

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