授業に対する考え方

大学受験レベルの数学が出来ない人なんていない!方法と量が間違っているだけ!

学校の授業がついていけない人も、ついていけるけど定期テストの点数が上がらない人も、「数学ができない」のではありません。

数学の勉強の仕方を間違えているだけです。そして、たとえ方法が正しかったとしても、勉強量が不足していればモノになりません。定期テスト前に、なんとなくテキトーに問題を解いても何の解決にもなりません。世の中の「数学が出来ない」と思っている高校生や浪人生の多くは、この「方法」と「量」の2つが間違っているだけなのです。

「センスがないから」とか「親が文系だから」とか口にしているのを聞きますが、全く関係ありません。学校の定期テストや、大学入試で問われる数学の問題は大部分が「努力」で解決するものばかりです。その2つを、その生徒に適した方法で1から提案し、勉強してもらいます。それが、自信塾です。

自分で「大丈夫!」と思えるまで経験、練習をさせる

「大丈夫やん!」と私たちが生徒に1000回言うより、「大丈夫やん!」と生徒が自分で思えることのほうが大事だと考えています。自信塾は、一つ一つの問題が解けるようになることの自信を重ねて、大学に合格させ大きな自信をつけること、これを最大の目標にしています。その自信をどのようにつけるのか。

自信は、“自分を信じるに値する経験をすること”でしか身につきません。その経験を生徒にさせることが自信塾の最大のテーマです。すべての授業は、このテーマに沿って構成されています。一度授業を聞いて身につくならば、学校の授業だけで十分です。

しかし、そうでないのが人間です。授業を受けた後に何度も何度も練習をしてその行為自体が当然になるまで練習する必要があります。何度も何度も練習をして「解ける!」と自分自身に教えてあげることが大切です。練習しているかのチェックももちろん、行います。

授業を受けるだけでは、意味がありません。試験当日に一人になったときでも「絶対解ける!」と自信をもてるかどうかで結果は変わってきます。「やってないとこが出たらどうしよう」や「一夜漬けしかしてない」という不安で試験を受けても結果はでません。出来る限りの準備をすることで、その過程で自信をつけさせ、その自信をもって試験を受けてもらいます。だから、生徒は、合格していくのです。

「数学の問題が解けない」にもいろんな種類があることを見逃さない!

数学の問題が解けない、とはどういうことなのでしょうか。
解けないのに、やみくもに練習を重ねても何の意味もありません。漠然と、問題集をすればなんとかなるだろう、は大きな間違いです(この間違いをしている生徒がどれだけ多いか)。
たとえ、定期テストは丸暗記で点数が取れたとしても(自信塾ではそういう勉強は認めませんが。)入試で通用するわけがありません。
数学の同じ問題が解けないと一言でいっても、解決すべき課題は一人ひとり違います。

  1. 問題文の意味がわからない
  2. 問題の意味はわかるが、問題文から条件を抜き出せない
  3. 問題文から条件を抜き出せるが、その条件を数学的に訳せない
  4. 問題文から条件を抜き出せて数学的に訳せるが、そのあとの計算ができない

など「問題が解けない」の一言の中には、簡単に書き出してもこれだけの課題があり、どれができないのかは、生徒ひとりひとり違います。数学の問題ひとつをとっても、生徒によって“必要なもの”、“指導すべきこと”は全く違うのです。

自信塾は、その子が抱える特有の弱点を見抜きそれらをクリアーするために必要な指導を行ってまいります。目標に到達するにはどのような教材を、どのようなペースで、どのように指導すべきかを、全てその子に合わせた形で(合わせるというのは迎合するという意味ではなく、あくまでも目標に到達するための、という意味です。)進めてまいります。

本当に教えなければいけないことを教える~D氏の2つの偉大な力~

スモールライトを皆さんはご存知でしょうか。
そう、ドラえもんの頻出道具のひとつです。ドラえもんはのび太氏に頼まれたとき、大量に道具が入っているはずの4次元ポケットからスモールライトを間違えることなく「的確に選び」、そして「確実に使い」、それによって物を小さくしています。そう、このドラえもんの2つの力こそ問題を解くのに必要な力なのです。
解法を教えるだけのいわば面白くない授業は全く力がつきません。なぜか。

それは解法だけを教えているのは、スモールライトについてある「ボタンの押し方」を教えているだけに他なりません。スモールライトを手にしている状況からスタートする、すなわち、どう解くかを明示されている状況から始まるのであればそれでいいのですが、入試はそんなはずがありません。

道具を「確実に使う」ことは道具を「的確に選ぶ」ことが達成されていることが前提です。すなわち、目の前の問題をどのように考え解法を選ぶのか、そしてどのように使うのかが大変重要だと言えます。そこに重点をおいた授業が自信塾の授業です。

道具を確実に使う方法ばかりを教えることに重点が置かれる授業は、その授業は理解できていても自分で問題が解けないことはかわりません。試験で問題が出題されたときに「どうやって考えればいいの?」という状態に陥ります。それでは、道具は多いが使いこなせない、合格できないわけです。

自信塾では、授業では、解法の紹介だけではなく、なぜそのように考え解くのかに重点を置き講義します。だから、生徒の成績が伸びるのです。