塾長日記

絶対無くして欲しいこと

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こんにちは、塾長の大久保です。

 

そのニュースを聞くたびに虚しい気持ちになりましたが

今年も大学入試で出題ミスがありましたね。

 

「全員を正解にしたので差別はなく、合否に影響はありませんでした。」

 

と、大学は口をそろえて発表しますが

合否に影響なかったと、言い切れないと思うのは

僕だけでしょうか。

 

出題ミスをした問題に対して

「何度計算しても答えが出ないな~」と悩んだA

「こんな問題意味わかんないから飛ばしちゃおう」と手を付けなかったB

がいたとして、

点数的には両者は正解になっているから点数的には変わりませんが

その問題に費やした時間が違うわけです。

となると、他の問題に手を付けられる時間もかわるわけです。

A君は何も悪くありませんが、

時間的に不利になるわけです。

 

受験生に数学を教える身としては

日頃から受験生がどれだけ大変な思いをしているかそばで見ていますので

その大事な試験で、

時間的不利を被ることがどれだけ大きなビハインドなのかを考えると

「合否に影響ありませんでした」なんて

とても、言えません。

 

今回、私が携わった試験では

かなりの人数でかなり時間をかけて全てをチェックしましたので

ミスは一つもありませんでした。

「ミスは防げる」と強く思います。

 

どうか、次の入試では

出題ミスが無くなることを心から祈ります。

 

 

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