塾長の大久保です
いよいよ
生徒たちの中間テストがはじまりました
僕が数学を教えている生徒に
必ずさせることが3つあります
1つ目は、
試験の前日、
試験全範囲の中で
“ これは出るだろう ”という問題を
全問題抽出して、
本当に解けるかどうかの総点検をします
この総点検で、
「知識の抜け」や「記述がまずい部分」を
全てチェックして
その部分をもう一度教えなおして
試験直前にあいている穴を
ふさぎます
次に、2つ目は
1つ目の穴をふさいだうえで
僕が作った
「中間試験の予想問題」の試験を行い
確実に運用できるかを
もう一度確認します
いわゆる、予行演習です
3つ目は
試験当日の朝に
少し早起きをしてもらって
絶対に試験に絶対に出る数問を
もう一度確認のために解かせます
いわゆる
最後の最後のチェックです
これを必ず全員にして
試験に挑ませます
なぜここまで徹底するのか
それは2つの理由があって
1つ目は
解き方を教えて理解させるだけでは
生徒たちは解けるようになるとは
限らないからです
解き方を教えたうえで
何度も何度も練習をさせて
それでもまだ不十分なので
前日にも、そして当日にも
本当に解けるかを確認します
そこまでしないと、
本当に運用できるかがわからないからです
そして、
2つ目ですが
じつは、の3つをさせることで
生徒たちは、
自分自身にも「俺は解けるんだ」という
認識を持つことができます
これが最たる目的で
じつは
能力があってもその能力を発揮することが
全員出来るかと言えばそうではなく
もっている能力を発揮するには
「自分は出来るんだ」というマインドを
持てるかどうかがかなり重要なことが
教育心理学の研究からわかっています
ですから
「本当に俺は解けるんだ!」というマインドを
もてるように、
前日にも当日にも重ねて練習を
させているわけです
定期テストで5点、10点だった子が
いきなり80点とか
取ってくる子もいますが
それはこれが理由です
そして
1度この経験をすれば
「先生、次のテスト前もあれやってな!」とか
「前日のテストを解けるようにめっちゃ練習してくるわ!」とか
言えるようなマインドになってきます
その結果、
「先生、早く試験受けたい!」
「早く、テスト返してほしい!」とか
口にする生徒がたくさんいます
高校生や浪人生にとって
最も大切なことは
努力をしっかりとさせたうえで
成功させること、
だと思います
そのためには
教えて終わり、ではなく
本当に解けるようになったのかを
追跡してあげることも、
大切だと思います
この経験をすれば
子供たちは
いつかは自分の力で
「本当に解けるかな」という
気持ちを持てるようになり
自分からさらなる練習をするようになっていきます
こうなれば
定期テストの対策を僕がしなくとも
点数をとれるように
なります
こうやって
成長の種を育てているのです
今回の中間テストも
楽しみな子供がたくさんいます
「これまでの定期テストは20点ぐらいでした」
という子も、
たくさん入塾していますので
塾長の僕も本当に楽しみです