塾長日記

塾長日記【5月15日】模試を受ける意味

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こんにちは、塾長の大久保です

 

先日の日曜日、河合塾第1回マーク模試がありました。

自信塾の塾生も浪人生、現役生共に受験しました。

 

もちろん、受験生のとき、僕も受けました。

初めて受けた記述模試の数学の偏差値が32でした。試験中、何もわからなかったので、時間が過ぎるのを待っていたときの景色を今でも覚えています笑。

16歳のとき数学なんて何もわからなかった僕が、20年後には数学を教えているわけですから、人生何が起こるかわかりませんね。

 

さてさて、今回は模擬試験についての話です。

模擬試験はなぜ受けるのでしょう。

みなさん、どう思いますか?

 

志望校の合格判定を知るためでしょうか。

志望者の中での順位を知るためでしょうか。

偏差値を知るためでしょうか。

 

模試には、開催される時期によって、受ける意味が変わってきます。

第3回マーク模試や、第3回記述模試などは、これらの意味が強くなってきます。

しかし、

第1回の模試に関しては、それが最も大切なことではありません。

 

第1回のこの時期の模試でわかる上の3つは、

この先いくらでも変動しますので、あまり意味がありません。

例えば、5月のこの模試でA判定であっても、半年後にE判定になる可能性は十分にあるわけです。ですから、5月のこの模試での判定の結果など、どうでもいいのです。

 

では、何に着目すべきなのでしょうか。

 

それは、たった1点で

「どこを間違えたのか、なぜ間違えたのか」を徹底的にチェックし、

「今の自分に不足していることは何かを自覚し、これからの学習でその不足を補う」ことにつなげることなのです。

 

各教科、設問の1つ1つまでチェックします。

 

例えば、数学であれば、

問題文を読んでいなかったのか、

問題文を正しく認識していなかったのか、

条件を数学的に翻訳できなかったのか、

問題の「流れ」に乗れなかったのか、などなど

間違える理由は多種多様です。

 

それを追及することで、自分自身の癖や穴を認識することができます。

思い込みで問題を解いている受験生は、意外に多いのです。

 

その癖や穴がわかれば、今後の学習に活かすのです。

問題を読むときは、正しく理解するよう心掛ける、条件には線を引いて意識的に読む、

ある分野が弱いとわかれば、次回の模試までにその分野を徹底的に練習する

など、今後の学習にいかすことで、

最終的に本番の入試で同じ過ちをおかすことを防ぐことができます。

 

「わかっているだろう」と思っていても

実際に模試で解けないのは、わかっていないのです。

それをはっきり数値でみることができるのです。

 

そして、もっと言えば

正解した設問に対してもできることはあります。

数学で言えば、「本当にそれが最短の解き方で正解したのか」

現代文であれば「正解の選択肢を選んだ根拠は本当に正しかったのか」

をチェックする価値は大いにあります。

 

入試数学は、制限時間がありますから最短で解く必要があります。

厳しい言い方をすれば、

解けるだけではだめなのです。

解けたかどうか、ではなく、どう解いたのか、にまで着目する必要があります。

 

そう考えると、模試は、今の自分を知るための大事なツールなのです。

 

模試の結果が返却されて、

合格判定と偏差値だけを見て「あ~あ」と思ってカバンの中にしまってしまう人

これは、成長の機会を自分で捨ててしまっています。

とても、もったいないことです。

 

模試は、

受けるまでは、それに向かって必死に努力する機会になり

受けた後は、今の自分の改善すべきポイントをはっきり認識し今後の学習に活かす、

など、極めて有意義な試験なのです

 

ぜひ、受けるだけで終わりにしないで欲しいと思います。

 

 

 

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