塾長日記

結婚式に参加しました。

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こんにちは、塾長の大久保です。

 

現在 7月1日の23時です。今、東京に来ています。

渋谷にある「セルリアンタワー東急ホテル」の部屋で執筆しています。

 

今日、昔の教え子の結婚式が東京でありお誘いいただいたので

参加してまいりました。

教え子の結婚式に参加させてもらうのはもう3回目なのですが、

何度招待されても、感動しますね。

その思いが溢れているので、我慢できずに今パソコンを開いています笑。

 

彼は、僕が東京の予備校で数学講師をしていたときの生徒です。

生徒と言っても、じつは彼はすでに高校の教員をしていたのです。

「数学の教え方や、授業の展開を学ぶために受けに来ました」と講師室に来て挨拶をしてくれたことを今でもはっきり覚えています。

200人ほどの満員の教室(昔はそういう教室があって前方の席をとるために列をなして並ぶ時代でした)でしたが、彼だけ異色の空気を放っていましたので授業中から気になっていまして、僕は不思議に思っていました。

「あの大人は誰だろう」と笑。

 

 

僕の名前の付いた冠講座には、必ず足を運んでくれました。

そして、授業の後には、

教え方や、板書の工夫など、事細かに質問を受けました。

大変研究熱心な彼でした。

 

彼は社会人でしたので、授業外でも多くの時間を過ごすようになっていきました。

食事に行ったり、遊びに行ったり

時には、数学の授業の方法などを夜通し話し合ったりと

公私ともに長い時間を過ごすようになりました。

 

数学の話はもちろんですが、それ以外にも

彼のこれまでの人生のこと、ご実家のこと、など

彼や僕のプライベートの話もするようになり

いつしか彼は、

生徒ではなく親友になっていった気がします。

 

今、書きながら思い出しましたが

彼とは、広島や、博多や、香川や、高知など

いろんなところに旅行へ行きました。

 

ときに、彼の人生がうまくいかないときがありました。

優秀な彼だから少々のことなら僕は心配しませんが

そのときの電話の先の彼の様子から

僕はなんだか心配な気持ちになり、

大阪から彼が住む千葉まで会いに行ったことがありました。

 

賢くて頭の回転も人一倍速い彼でも

このときはかなり困惑し疲労しているようでした。

 

人生には風があり、今の彼には風の流れを変えなければいけません。

「なにも持たずに2日間ついておいで」と

僕が道後温泉で常宿にしている宿に、彼と2人で旅行をしました。

全て僕からのプレゼントとして連れて行きましたが

大変楽しんでくれて喜んでくれたことを今でも覚えています。

 

その、人生の向かい風にも耐え抜き、乗り越えました。

彼はたくましい立派な人間だと思います。

 

そんな彼からいつか、

「どんな人が僕にはお似合いだと思いますか?」ときかれたことがあります。

僕は彼に

「〇〇(彼)の優しさをストレートに優しさと受け止められる女性が一番いいと思うで」

と答えた気がします。

彼は本当に優しい奴です。

作ったものではなく、こころから自然に出てくる優しさです。

彼のその大きな優しさを、優しさと受け止められる人ならば、そこに彼に対する感謝の気持ちや守られている気持ちが生まれることでしょう。

そのような女性であれば、彼との生活は幸せに満ちたことになるでしょう。

 

そんな彼が、結婚したい人がいると伝えてくれました。

 

 

彼から彼女を紹介されました。

新橋のイタリアンの店でした、たしか。

食事をしながら、お話をさせてもらってるうちに僕は確信しました。

「彼女は〇〇の優しさに感謝している」と。

 

彼は、彼の優しさを「優しさ」ととらえることのできる人と出会うことが出来ました。

 

ここだけの話ですが、彼は

プロポーズの方法を事細かに相談してくれていました笑

たいしたアドバイスはできませんでしたが笑

 

成功したと聞いたときには、

僕も涙が出そうになりました。

 

 

もう、彼とは十数年の付き合いになりました。

いろんなことが、彼にも僕にもありました。

そして、彼が今、結婚をしたわけです。

新たにこれからまた幸せを見つけて

さらに幸せになると思うと、胸がいっぱいになります。

本当に嬉しく思いました。

 

結婚式のスピーチでお話させてもらったのですが、

「人は必ず思っている方向に進むようにできている。」と。

幸せをたくさん作りたいと、願い行動すればいいのです。

 

これから、いろんなことがあると思いますが

ぜひ、強く願い行動して欲しいと思います。

 

おめでとう!

そして、これからも、よろしく!

 

 

 

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