塾長日記

受験生に贈る 1年間の指針5箇条

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こんにちは、塾長の大久保です。

 

4月1日になりました。

新元号が「令和」と発表され、日本中がお祭り騒ぎですね。

 

さて今年も自信塾には

志望校に向けて努力を重ねる受験生が集まりました。

 

そこで、

受験生に最も伝えたいことを書きたいと思います。

 

この一年の過ごし方の指針です。

 

 

1つめ。

 

「大学受験は、この先の人生を変えるためのチャンスであることを忘れない」

 

大学受験は人生を変えるためのチャンスです。いろんな意味でのステップアップができるチャンスなのです。勉強することはけして楽なことではありませんが、目の前のチャンスをつかみ取ってください。そして、そのチャンスは全ての人に与えられるわけではありません。例えば、大学に進学できること、大学進学のために勉強ができることは、多くの場合、誰かの大きな協力があってできることです。お金もそうですが、お金だけを言っているのではありません。もちろん、全て自力でしている受験生もいるでしょうが、多くの人が親か誰かの力でなしえていることです。ですから、大学受験が出来ることに感謝してください。

自分のところにチャンスがまわってきたことに感謝してください。

 

2つめ。

 

「これまでの人生で、自分自身に対して最も厳しい目で生活すること」

 

すればするほど、すべきことが増えていくのが勉強というものです。なぜなら、勉強はすればするほど、わかったことも増えますが、わかっていないことを自覚していくことにもつながります。その自覚がどんどん促されますから、すべきことが増えていくのです。とても良いことなのです。そう考えると、残り時間は限られているので、少しの猶予もありません。確かに、毎日勉強するのは大変なことです。しかし、この1年だけは、どれだけ辛くても常に「今すべきことをする」を選択してください。人生は、小さな選択の積み重ねです。この文章を読んでいることでさえ、あなたが選択したからです。日々の生活は、いろんな選択をする機会に満ち溢れています。そのときに、「すべきことをする」を忘れずに、すべきことをすることを選択してください。常に、この「すべきことを選択すること」は辛く厳しいことです。しかし、この1年は、あなたの人生をかえるチャンスなのです。人生というレベルで物事を考えることのできる人になってもいい年齢です。あなたの人生のために、最も自を厳しい目で見る一年にしてください。

 

 

3つめ。

 

「未来の自分を救えるのは今のあなたしかいません」

 

「あのとき、もっと〇〇しておけばよかった」

これを考えたことのない人はきっといないと思います。大学受験は、年に一度きりの試験です。結果がきたときにどんな感情が沸き上がってるでしょうか。今なら、まだ間に合います。未来の自分を変えるのは、それしかありません。

 

4つめ。

「今の自分のモノサシで未来の自分を測らない」

 

「こんな問題も解けない、どうせ私なんかいつまでたってもできるわけがない」

入塾の面談で数学ができない生徒がよくいうセリフです。こんな生徒がいると、僕はわくわくします。「この子は、これからどれだけ成長させれるだろう」と思うと数学を教える者としてわくわくします。今のあなたが出来ないからと言って、この先ずっとできないなんて断言できるでしょうか。そんなこと誰にも言えません。大学受験の勉強の素晴らしいところは、今の自分にできなくても努力すれば、たとえ時間がかかっても必ずできるようになることです。そして、今のあなたでは想像もつかない未来が待っていると期待してください。偏差値32だった僕が30歳代で、会社を経営し自分の塾をもっていることなど想像すらできませんでした。「どうせ自分なんてこんなもんだろう」と簡単に決めつけないでください。周りの人間が「おおきすぎやろう」というぐらいのスケールで自分の未来に期待をして努力を続けてみてください。あなたの知らない未来が待っています。

 

5つめ。

「声に出さない人の声を感じれるようになってください」

 

超能力のはなしではありません。あなたの身近にいる人を想像してください。あなたのために、毎日お弁当を作ってくれる人、塾の送迎をしてくれる人、、、身近にはあなたのためにと、頑張ってくれている人がいます。全て、あなたのために、です。そして、この1年は特に、あなたに気を使ってくれることでしょう。「勉強しなさい」といいたいけど、言えばあなたは不機嫌になるかもしれないし、あなたに対する圧力になるかもしれない。だから、何も言わずいつもニコニコしてあなたを支えてくれているはずです。いろんな人の、その心遣い、優しさ、を感じて欲しいのです。そうすれば、今日ダルいから勉強やめよう、なんてならないと僕は思います。勉強に辛くなったら、その彼らの温かさや優しさを思い出してください。そうすれば、辛さは晴れて、きっと前向きな気持ちになれると思います。

 

 

以上5つを、決して忘れないでください。

 

もう、センター試験まで1年もありません。

あなたが合格発表の日に幸せな気持ちでいっぱいになれるよう、

最も価値のある1日を、最も価値のある選択をしてください。

 

自信塾から、東大や京大や医学部に合格していった受験生たちも、入塾の時は「学校の勉強がわかりません、どうしたらいいかわからないです」と口にして集まってきたのです。

どんな成功を収めた人間だって、はじめはみんな、何もできません。

でも、そこから、なんとかしようと、もがき苦しんだからこそ、それをした人にしか見えない道を切りひらいて成功していくのです。

 

苦労をせずして成功しようなんて、そんなあまくはありません。

手に入れようとするものが、あなたにとって本当に尊いものならなおさらです。

 

必死にもがき苦しんだからこそ、見える景色があります。

はやく、本気でもがき苦しんでください。

 

自信塾の講師や担任は、そのためにいるのですから。

 

 

 

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