塾長

僕の原点 ~赤本~

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こんにちは、塾長の大久保です

 

 

 

センター試験まで
もう少しですね

 

 

1月1日から授業をしていますが
浪人生も
高3生も
かなりとれるようになってきましたが
まだやれることは
たくさんあります

 

 

 

残りの時間
精一杯頑張ってほしいと
思います

 

 

 

 

さて
この99年受験用のこの赤本

 

 

 

 

これは僕が高校3年の時に
使っていた赤本です

 

 

 

 

高校3年の冬に買って
全問解きました

 

 

 

 

そのときの
僕のメモを読むと
もちろん覚えていませんが
ちゃんと
勉強していますね笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて受ける
センター試験ですから
不安で不安で
しょうがなかったですね

 

 

しかも高2のとき
200点中たった3点で
偏差値32から
始めた受験勉強です

 

みんなに止められましたけどね

 

 

 

 

 

 

 

この試験に向かってきたわけです

 

 

 

 

 

その試験が目の前ですから
赤本をするときも
本当に緊張しましたね・・・

 

 

 

 

 

高校3年生の僕は
この赤本をいつも
カバンに入れていました

 

 

 

 

 

 

 

電車の中でもいつも
手に持って
過去問を見て解いてました

 

 

 

 

 

本当に
焦っていましたね
辛かったですね

 

 

 

 

 

 

 

僕の通っていた高校から
国立大学に現役で合格するのは
数年に1人
そんな高校でした

 

 

 

 

 

だから、
普通に勉強していても
無理なんですよね

 

 

 

 

 

だから
どれだけ勉強しても
足りない、足りない
そんな強迫観念に
いつも襲われていました

 

 

 

 

しかも
落ちたら後がない

 

 

 

 

 

このまま
人生どうなってしまうのだろう

 

 

 

 

 

 

 

本当にそんな気持ちで
勉強していました

 

 

 

 

 

 

 

そんな焦りの中で
この本を持って
17、18の僕は
勉強をしていました

 

 

 

 

 

 

そして合格

 

 

 

 

 

 

 

この本は
もう
一生捨てられませんね

 

 

 

 

 

 

 

だって
僕の今の数学が始まったのは
この本なのですから
この本で
勉強を頑張って
今の道が開かれたのですから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の数学人生の
原点ですね

 

 

 

 

 

 

 

この
数か月後
僕は国立大学に合格します

嬉しかったな。
本当に嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

じつは
昔、取材を受けました
「忘れられない1冊」というコーナーで
取り上げてもらったとき
この赤本を選びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当はそういうコーナーではなくて
おすすめの一冊を紹介する
コーナーだったのですが
どうしても、、、ね。

 

 

 

 

 

 

 

この本を持って
毎日を過ごしていたあの日の自分に
何を話したいですか?
と聞かれました

 

 

 

これは悩みましたね

 

 

 

 

 

 

「この先、あなたは合格するよ」
って言ってしまうと
安心して勉強しなかったかもしれないし
未来を知らなかったからこそ
あれだけ時間を惜しんで
勉強したと思うのです

 

 

 

 

 

 

だから
一言だけ

 

 

 

 

 

 

 

「あなたは何も間違っていない。」
って言ってあげたいですね。

 

高2のとき
就職しろって
皆に反対されたけど
受験勉強を始めたことも

 

それまで遊んでいた
友達に
勉強するからって全部話して
そこから一切遊ぶのをやめて
友達を失ったことも

 

中学校の数学ができないのに
お前が数学なんか
出来るようになるわけない!
と皆に言われたけど
それでも「数学」を選んだことも

 

 

 

何度やっても解けなくて
情けなくて
「みんなが反対してたけど
そっちがあってたのかな」と
一人で泣きながら
勉強したことも

 

 

 

しなければいけないことが
多すぎて
こんなの、できっこないと
こんなの、間に合わないと
何度も何度も
辞めようと思ったけど
それでも
辞めなかったことも

 

 

 

恩師の授業で
「絶対に夢は叶うから」って言われて
感動して授業中
泣いたことも

 

 

 

「全部間違ってないよ」

って声をかけてあげたいですね

 

 

 

そして

大学に入っても
社会人になっても
そのまま突き進んでください
って、言いたいな。

 

 

 

 

あのときの不安な気持ち
合格したときの喜び

 

 

 

 

これを知っているからこそ
受験生や勉強する人の
力になりたいと
思うのです

 

 

 

 

だから
僕はこの仕事をしているのです

 

 

 

 

 

 

そんなことを
思い出させてくれる
それがこの本です

あの日の僕の言葉です

 

 

 

 

 

 

ほらね、夢は叶うんですよ

 

願い続ければ必ず

 

 

 

受験生の皆さん
頑張ってください

 

 

 

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