塾長

墨を塗っているようなもの

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塾長の大久保です

 

 

ここで
何度もお伝えしていることがあります

 

 

親にとって
子供は
友達ではない

 

 

親は親
教育者です

 

 

今朝
ある保護者の方から
相談のLINEを頂きました

 

 

息子が
父親の言うことを聞かない
どうすればいいのか

 

 

僕は
そのご家族を
ずっと横で見ているわけではないから
確定的なことはわかりません

 

 

でも
確実に言えることが
あります

 

 

お母さん
それは息子さんに
お父さんの愚痴を言うあなたがいけないと
僕は思う

 

 

お母さんは僕に
「こんな父親だけど
息子にとっては
たった一人の大切な父親なんです」
と言いながら

 

 

その息子さんに
お父さんの
愚痴を毎日のように言っているその行為は
息子さんの中の「父親」に
あなた自身で
墨を塗っているようなもの

 

 

でもけして僕は
お母さんの気持ちがわからないと
言っているのではないんですよ?

 

 

お母さんは
よく頑張っておられると
思います

 

 

だけど
息子さんに愚痴を
言うのは
僕は
違うと思う

 

 

あなたには
その人を
旦那にした責任があるから
あなたがどんな気持ちになろうと
それはあなたが選んだこと

 

 

でも
お母さんの言葉を借りると
息子さんにとって
「大切なたった一人の父親」です

 

 

息子さんが
お父さんの言うことを聞かないのは
お母さんが愚痴るたびに
息子さんの中のお父さんが
どんどん
小さくなっていくからなのです

 

それも一つの理由だと思います

 

 

息子さんに
何を求めているのですか?

 

 

旦那の愚痴を共有する存在?

 

息子さんは
お母さんにとって
友達ではないんです

 

 

愚痴や悪口を言うのは
もうやめませんか?

 

 

そうではなく

 

 

息子さんに
旦那さんの行動から
男として学んでもらいませんか?

 

 

どんなお父さんだって
完璧な人間では
ないのだから

 

 

息子さんが
お父さんの背中を見て
学んでいけるような
声掛けをしましょうよ

 

 

どのように声をかけるべきなのか
それは
お母さん、お電話でお伝えした通りです

 

 

 

息子さんには
「愚痴を共有できる仲間」なんかじゃなく
「立派な男」に育ってもらいはず

 

 

お母さん
頑張って!

 

 

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