塾長

今日の、とある話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

 

 

塾長の大久保です

 

 

 

 

「先生、質問あるんすけど~」

 

 

夕方の授業の合間に

とある高2の生徒が

僕のところにやってきました

 

 

 

僕は

彼の姿を見て

数学の話の前に

言いました

 

 

 

 

「お前、そのまま動くなよ?

今の自分の態度、

何か思わへん?」

 

 

 

彼 「あ、、」

 

 

「そう、お前な、

その手な、

人にものを聞くときにする態度か?」

 

 

 

彼は、片手を

ポケットに手を入れて

もう一方の手で

プリントを持って

僕の所へ来たのです

 

 

 

べつに

かしこまる必要はない

だけど、

何かを年上の人から教えてもらうとき

“最低限度”とるべき態度があると

僕は思っています

 

 

 

 

「お前な、覚えとき。

そういうことをちゃんと

自分で考えて

行動できることはな

数学の問題が

解けるようになることより

もっともっと

大事なことなんやで。」

 

 

 

 

彼は、

大阪大学か慶應義塾大学を

目指しています

 

 

 

でも

学歴や学問なんかよりも

もっともっと大切なことを

気が付いたうえで

行動できることが大事で

それをこれから

学んでいくべきなのです

 

 

 

 

 

これは

大人が教えてあげないと

いけないことなのです

 

 

 

僕は彼には

心から期待しています

だからこそ将来

目上の人から

かわいがってもらえる人に

なってもらいたいのです

 

 

 

勉強よりも大事なものがある

社会に出たときには

そこが最も大切です

 

 

 

 

偏差値の高い大学に

行くことも価値がある

でも

人として大事なことは

けしてそれだけではない

 

 

 

僕はそう思います

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加