塾長

教師になった生徒からの電話

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塾長の大久保です

 

 

 

昔の生徒から

連絡を受けました

 

 

 

向かい風を受けて

相当

傷ついているようでした

 

 

仕事を辞めたい、と

泣きながら

言ってました

 

 

わかるよ

その心の痛み

心からわかるよ

 

 

 

職人は

いろんなものと

戦いながら

大切なものを

守らなければいけない

 

 

大切なものを

守らなければ

職人としては

やっていけない

 

 

でも

心無い人間は

どこにでもいるもんで

 

 

たとえば

昨日まで

こっちを向いて

笑っていた人が

今日は

にらんでる

なんてこと

いくらでもある

 

 

 

昨日は

助けを求めてきた人が

今日は

こっちを向いて

汚い言葉を

平気で投げてくる

 

 

・・・書きたくもない

 

 

 

その人のためを

いくら想って尽くしても

去っていく人は

急に他人の顔をして

びっくりするぐらい

ドライに去っていくからね

 

 

 

お前は

傷ついたな

 

 

お前は

よく頑張った

本当に思うよ

 

 

相手が

心無い人間だったんだよ

お前の優しさを

なんとも

思ってやいない

冷酷な人間だったんだよ

 

 

 

お前は何も悪くない

 

 

辞めたくなるよな

この仕事

辞めたくなるよな

 

 

俺もときどき

そうだよ

 

 

人間の

冷酷なところを見るたびに

俺も

辞めたくなるよ

 

 

 

でもさ

辞めたくなったとき

俺が俺の生徒に

言われた言葉だけど

 

 

 

ここで辞めたら

この先

救えたはずの生徒の人生まで

変わってしまう

 

 

 

そんな

くだらない人間のせいで

お前が

せっかくの才能を

無駄にすることない

 

 

 

お前に救ってほしいと

思っている生徒は

まだまだ

おるんやからな

 

 

 

いつでも

話聞くからさ

 

 

 

俺がいつも

歩みがとまりそうになったときに

元気をもらう詩を

贈ります

 

 

 

けして

伝えられないような

悲しい事が

心を通り抜けるたびに

俺の歩みを止めようとする

 

 

心の鍵を

壊されそうになっても

俺達には

けして

無くせないものがある

 

 

誰も知ることのない涙の跡

大事なものを

大事にしようとして

心のないやつに

「思い上がり」と笑われても

けして

譲れないものがある

 

 

PRIDE

 

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