塾長

こんなことあるんだ・・・

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塾長の大久保です

 

 

土曜日は

北千里校で授業です

 

 

そして、

毎週土曜日に千里中央に私用があり

千里中央に寄ってから

北千里校へ向かいます

 

 

 

千里中央から

北千里校へは

タクシーを使います

約10分程です

 

 

 

先週の土曜日に

タクシーに乗ったとき

ドライバーさんと

軽い気持ちで

教育についての話になりました

 

 

娘さんが

高校2年生だそうで

大学進学や

将来について娘さんが

お悩みだそうです

 

 

進学校に通う娘さん

高卒で大学のことは

何もわからないから

親としてどうしたらいいものか・・・

と、ドライバーさん

 

 

通う学校や、

通う塾から受ける指導は

“いかに偏差値の高い大学へ入るか”

ばかりだそうです

そこに違和感を感じておられました

 

 

 

 

ドライバーさんに申し上げたのは

「偏差値の高い大学へ行くことも

価値が無いとは言わないけど

娘さんがしたいことが出来る大学へ

進学することが

一番大切ですよね」

 

 

自分が塾を経営していることや

自分が数学を教えていることは

行っていませんが

国立大学を出たことは伝えたうえで

あまり記憶にないのですが

何気なく

僕はそんな言葉を言ったそうです。

 

 

 

先週、そんな話をしながら

塾のそばで下車しました

 

 

何気ない会話の

何気ない言葉でした

うん

それで終わるはずだった

 

 

 

そして、今日

先週と同じように

私用をすまし

千里中央から塾へ向かうために

タクシー乗り場へ行きました

 

 

 

タクシー乗り場の

タクシーに近づいたとき

杖をついたおばあさんも

タクシーに乗られるようでしたので

僕の方が早かったのですが

おばあさんにタクシーを譲りました

 

 

 

これも何気なく、です。

 

 

 

そして

おばあさんの次に

タクシーに乗車

 

 

 

行き先を伝えたとき

ドライバーさんから

「失礼ですが、

お鞄はエルメスのバーキンですか?」

と言われました

 

 

 

「あ、はい、そうですけど、え?」

 

「お客さん、先週も

僕の車に乗ってただきました」

 

「えーーーーーー!本当ですか?!」

 

「僕、鞄が好きなので・・・

会いたかったんです、お客さんに」

 

 

 

ドライバーさん、

少し興奮気味で

教えてくれました

 

 

先週のあの会話以来

僕の言葉が気になっていたそうで

「あの人(←僕)に

娘さんと話をしてもらいたい」と

思ってくださっていたそうです

 

 

しかし

千里中央には

タクシーは何台もあるわけで

そもそも

僕の私用だって

いつ終わるかなんて僕でもわからない

 

 

だから

また会える確率なんて

限りなく0に

近いはずです

そんな状況で

再び出会えたのです

 

 

 

自分が塾を経営していること

数学を教えていることを

お伝えしました

 

 

 

「僕ずっと、思っていたんです。

きっとこれは神様が与えてくれたチャンスなんで

先生、娘と会ってもらえませんか?」

 

 

「もちろん、喜んで!」

 

 

 

お名刺を交換して

上本町校に来てもらうことに

なりました

 

 

それにしても

すごいことですね

何百台とあるタクシーの中で

再び出会えたのですから

 

 

 

会いたいと願う気持ちが

叶えてくれたのかもしれませんね

 

 

またお話したいと

思ってくれるなんて

ありがたいことです

 

 

 

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