塾長

大人だって、子供だって、

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塾長の大久保です

 

 

仕事柄、

生徒から相談されることは

多いです

 

また、

保護者の方から

ご家庭のご相談を受けることも

少なくありません

 

 

先日、お電話で

お話してくださったお母さんも

涙を流してまで

お話をしてくださいました

 

 

 

もちろん

詳しくはここでは書けませんが

そのお電話でお話している間に

改めて

思ったことがあります

 

 

 

人は皆、

子供だって大人だって

安心できる場所が必要です

 

 

 

「安心できる場所」とは何か

それは

たくさんお金があるところ、とか

景色のいい場所、とか

それも人によれば

安心が出来る理由の一つでしょう

 

 

 

でも

もっと根源的な意味で

人が安心できる場所、とは

それは

「ありのままの自分を

受け入れてくれる場所」だと

僕は思うのです

 

 

今自分が

どんな状態であれ

そのままの自分、や

ありのままの自分、を

認めてくれる人が居て

話を聞いてくれる人が居る

そんな場所だと思うのです

 

 

 

 

例えば、

勉強が出来ない子供がいたとします

 

 

その子供に

「なんで、こんな点数をとるの!!」

「だから日頃からやれっていってるでしょ!!」

この言葉は

その子を受け入れてるのではなく

その子を追い詰めているだけですね

 

 

子供は

それらの言葉を聞いたとき

悔い改めるのではなく

「勉強は嫌いだ」

「もうしたくない」の

“嫌悪”の感情しか沸きません

 

 

 

これは

受け入れてるのでは

ないと思うのです

 

 

 

また、

 

 

 

受け入れてあげるのは

全てを許す事でもありません

 

 

 

大切なことは

叱責するのではなく

今の状態を踏まえて

これからどうしていくべきなのかを

一緒に寄り添って考えてあげること

これが大事なのだと思うのです

 

 

 

大人であっても

子供であっても

自分を受け入れてくれると

信じれた人には

本当の姿を打ち明けることができます

 

本当の姿を打ち明けることができる人は

本当の自分を認めることができます

 

 

本当の自分を認めることが出来る人は

本当に何をするべきかを

考えることが出来ます

 

 

受け入れてあげることは

その人にとって

考える「きっかけ」になるのだと

思うのです

 

 

 

僕は

数学の授業において

(テスト演習やチェックテストは別ですが)

「間違ってもいいから、思い切ってやってみ?」と

声をかけることを

心がけています

「テストで間違うのを防ぐために、

今全力で間違えておこう笑!」と

声をかけます

 

 

間違うことを

受け入れてあげるのです

そのうえで

なぜ間違えてしまったのか、

同じミスをしないためには

どうすればいいのか、を

一緒に考えることにしています

 

 

 

「なんで間違えたんだ!」

「なんで、解けないんだ!」

この言葉を子供にかけても

子供は委縮するばかりですよね

 

 

 

ただ

受け入れてあげること、は

何でも許してあげること、とか

いつも優しく接すること、とかとは

決定的に違います

そこを

はき違えないことが大切です

 

 

 

もう一度

言わせてください

 

 

大人だって、子供だって

 

自分を

受け入れてくれる場所

「安心できる場所」が必要だと

思います

 

 

 

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