塾長

合格体験記  0点からの阪大歯学部合格

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塾長の大久保です

 

 

 

現役のころ

阪大工学部の入試で

数学0点

物理0点

化学3点をとった生徒が

自信塾で努力し

浪人した結果

 

阪大歯学部歯学科に

合格した生徒がいます

 

 

その生徒の

合格体験記です

 

 

 

自信塾にお通い、もしくは通うことをお考えになられている皆さまへ

 

高校2年生の最後の方からコロナが流行り始め、高校3年生になってクラス全員で揃って登校できたのは6月の初旬でした。なので、分散登校中の期間はネットで課題が出され、それを参考書を見ながらこなすといったものばかりでした。そのような環境の中で私は、数Ⅲでつまずき始めました。そして、いざ対面授業が始まった時には、学校の数学の授業に全くついていけなくなりました。そのような状況が続き、いつの間にか授業が分からなくなるだけでなく、数学の勉強方法さえわからなくなり、好きだった数学が、嫌いになってしまいました。

 

そこで母が「こんな塾があるよ」とネット上で自信塾を見つけ出してくれてHPを拝見しました。興味が生まれたので、母と僕は大久保先生と三者面談することになりました。この面談の時に、大久保先生に聞かれた内容は今でもはっきりと覚えています。

「1/xを積分したらそうなる?」「加法定理、言える?」大久保先生のその質問に私は全く答えることができませんでした。こんな簡単な質問にも答えられないにも関わらず、私は現役で国公立大学に受かることに越したことはないと思い、学校型推薦入試で大阪大学工学部に行きたいと伝えました。

 

私は幼い頃にアメリカに住んでいたこともあり、英語を得意とし、英検準一級を取得していました。大阪大学工学部の学校型推薦の募集要項の一つとして『英検準一級以上を取得しているもの』という項目があったため、受ける資格はあるし、もしかすると合格するのではないか、と不安な自分を信じ込ませていまいした。もちろんその時は浪人なんて何が何でもしたくないと思っていました。

 

そこからとりあえず学校型推薦での採点対象となる共通テストで点数を取れるように大久保先生による数学の、そして山崎先生による物理、化学の突貫工事が始まりました。

 

数学は大久保先生オリジナルのテキストを使って数ⅡBの基礎から始めました。物理、化学は問題演習を行い、抜けている知識があれば山崎先生オリジナルのプリントに戻って穴を埋めていました。

 

しかし、案の定、学校型推薦は第一選考で落ちてしまい、もう現役で国公立大学に行く夢は周りの誰よりも早々に消え去りました。でも、大久保先生と山崎先生に「今の学力で受かるような大学に行っても勿体無い」と言っていただき、親にも了承を得て、浪人して本気で勉学に励むことに決めました。その年は、来年第一志望校として挑戦圏内に入っていることを想定して、大阪大学の工学部の2次試験も受けました。今思うと、結果的に受験室も受験した学部も全く違ったとはいえ、このタイミングで阪大の2次試験というものを一度経験しておいて本当によかったです。もちろん、その年の数学と理科科目の点数は悪かったです。数学0点、物理0点、化学3点・・・悪いなんてものではなかったです。

 

それでも、私はそんなことも気にせず、自信塾の講師を信じ、人生をかけて本気で勉強し始めました。週に一回、数学、理科科目を自信塾で見ていただいていました。

こうして、多くの浪人生と成績も大きく差が開いた状態から、私の浪人生活は始まりました。

 

浪人中に受けた数多くの模試は、私に自信を与えると共に、不安をあおってきました。

うまくいった模試なんて、強いていっても最後の方に受けた河合塾の阪大オープン模試と駿台予備校の阪大実践模試くらいしかなかったでしょう。それまでは、模試が返却される度に、このままでは無理だなとすごく不安になっていました。その分、現役の時にはいいかげんに行っていた模試の復習は、必ず2回以上するようにしました。

 

浪人していた1年の間は、心が不安定になることも少なくありませんでしたが、しんどくなった時には、自信塾の先生方が一番の相談相手になってくださいました。経験豊かなプロの講師が、1対1の個別指導で教えてくださったからこそ、他の誰よりも私のことを理解してくださっていました。時には、勉強以外の話で盛り上がったりもしました。大学に通いながらも教えてくださっていた山崎先生は、自分の大学生活について話し、医療系の学部の魅力を教えてくださいました。私が最終的に歯学部を選んだのは、山崎先生のお話が魅力的に聞こえたからということもすごく影響しています。

 

浪人を経て、三つの大事なことに気がつきました。まず一つ目は、情報を得ることです。学校に通っていると、お便りを配られたり集会が開かれたりするので受験に関する情報が自然と入ってきます。しかし浪人中は、予備校に通ったり、同じく浪人している友達と話したりしない限り、そう言った情報は入ってきません。正確な情報なしでは、勝てる勝負にも勝てません。自信塾の先生に必要な情報を逐一いただけるので、それらを大切にして欲しいと思います。次に二つ目は、戦友をもつことです。受験勉強が自分との戦いであることは、間違いないです。しかし、自分だけで頑張っていてもなかなかモチベーションの高さを安定させることはけして簡単ではありません。そこで、模試の結果を競ったり、わからない問題をお互いに教え合ったり、それこそ情報を交換しあえることができる、レベルの近い戦友がいるとすごくやる気が出ます。そして三つ目は、やる気がなかなか湧かない時に、どうすればモチベーションを上げることができるかを早いうちに見つけ出すことです。これは人によって違うと思いますので、自分自身の最高の方法を見つけて欲しいと思います。私の場合だと、勉強机に格言の書かれた紙を貼って自分を鼓舞していました。これ、結構おすすめです。

 

 

合格発表当日は緊張していたのか、予定より早くに目覚めてしまいました。発表時間までどう時間を潰せばいいのかわかりませんでした。考えに考えた上、お風呂に入ることにしました。どうせ時間通りにサイトを開けても混んでいてスムーズに結果を見られないだろうと思い、長風呂していました。そして発表時間を4分すぎた時にサイトにアクセスし、合格者一覧を見ると、そこには私の受験番号が載っていました。

 

思わず安堵の涙が溢れると共に、手が痺れました。人生の大きな分岐点で、自分の望む方向に無事に進めたと思うと、それまで押し殺していた感情が溢れ出てきました。

 

正しく努力すれば報われるのだなと強く実感しました。

 

 

Endure the pain of discipline or endure the pain of regret.これは私が浪人中に出会い、これからの人生のモットーにしようと決めた格言です。意味は「やるべきことをやるべき時にする苦しみに耐えるか、それを後々やらなかったことに後悔する苦しみに耐えるか」です。最近大学に入ったばかりの私が言うのもおこがましいことではありますが、受験勉強は、単に第一志望校に受かるために努力するためのものではないと思います。弱い自分に打ち勝ち、大人への階段を一段登るための大事な過程だと思います。

 

 

最後になりましたが、自信塾でお世話になった大久保先生、山崎先生、短期間ではありましたが数学を教えてくださった土生川先生と小村先生、そしてスケジュールを柔軟に組んでくださった事務の方々、本当にありがとうございました。これからお世話になることもあると思いますが、その時はまたよろしくお願いいたします。

 

これから大学受験をされる方は、ぜひ自信塾をお勧めします。今、どれだけ勉強ができなくても、自分を変えたい、変わりたいと思う人間を、自信塾は全力でサポートしてくれます!

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