塾長

青春

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

 

塾長の大久保です

 

 

 

小学生の頃、

はじめて買ったCDは

CHSGE&ASKAの「WALK」という

曲でした

 

 

 

今でも不思議なのですが

歌なんて何にも興味なかったのに

テレビのCMで流れていたその曲に

なぜか、衝撃を受けました

文字通り

びびっときたのです

 

 

 

親にお願いし

お金をにぎりしめて

沢之町公園の駅の近くにあるCDショップに

買いに行きました

 

 

 

CDには

シングルCDと

アルバムCDがあることをはじめて知り

でも

アルバムCDが

当時3000円もするので

小学生だった僕は

すぐに買えるわけもなく

 

 

 

そのあとに出るアルバムを買うべく

お金を貯めることにするのです

 

 

 

そして

いよいよアルバムの発売を知り

その発売日の前日に、

ドキドキしながらCDショップへ

 

 

 

その日、

発売前日に発売になるのは

知っていたので

小学校から帰った僕は

ランドセルを置いてすぐ

自転車に乗ってCDショップへ向かい

店の前で

入荷を待っていたのです

 

 

 

あのドキドキしながら

待っていた気持ち

寒空の下、まだかなまだかな、と

待っていたあの気持ち

今でも忘れません

 

 

 

無事に買えたあと

早く聴きたい気持ちを抑えきれず

自転車を立ち漕ぎで

息を切らし切らし

家に帰りました

 

 

 

CHAGE&ASKAのアルバム

「GUYS」

CDラジカセから流れる

「GUYS」をドキドキしながら聴きました

 

 

 

まだ小学生だった僕は

もう小学生になったからか

その曲の雰囲気に酔いしれて

親に止められるまで

何度も何度も聞き入っていました

 

 

 

今でこそ

歌詞を味わうことは

できるのですが

その頃は

わかりませんでした

 

野いちごがゆれるように、という曲

「恋して燃えた日は

誰も懐かしい

いくつかの物語に

服を着せて

優しくなれれば

それだけでいい」こんな歌詞があります

 

胸が痛くなる

でも、優しい気持ちになれる歌詞です

 

 

 

 

 

今では曲は

パソコン上でクリックするだけで

簡単に手に入る時代です

とても便利になりました

 

 

寒空の下で

手にハーと

息を吹きかけながら

待つこともありません

 

 

しかし

そのときのような

ドキドキしながら待つような気持ちも

感じれなくなりました

 

 

確かに今の方が

便利なのでしょう

 

 

だけど僕は

小学生の頃に感じていた

あの気持ち

今か今かとドキドキしながら

待っていた

あの気持ちを感じれる方が

幸せだと

今は思うのです

 

 

 

 

青春をありがとう

CHAGE&ASKAさん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加