塾長

語り掛けること、そして、待つこと。これだけです

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塾長の大久保です

 

 

 

しなければいけないとわかっているのに

それができない、実行に移せない

 

 

この問題は

子供が必ず一度は経験する問題です

 

 

 

べつに勉強でもいいし

勉強じゃなくてもいいし

とにかく何に関しでもいいのですが

子供たちは

100%、必ずこの問題に出会います

 

 

 

さてこのとき

保護者がしがちなのが

「この子は一人でできないから

私がかわりにしてあげよう」とか

「かわりにするのはやりすぎだから

私が全部管理してチェックしてあげよう」

という保護者が多いのですが・・・

 

 

 

もちろん、

そうしてあげないといけない場面も

中にはあると思います

 

 

例えば、

勉強に関してだとして

子供が中学1年生だとします

この場合、

計画することをこれから学ぶ、とか

勉強の仕方をこれから学ぶ、とか

そういうステージなので

子供たちには一旦、

「こうやって計画して進めるんだよ~?」って

そもそも教えてあげる必要がありますから

これは

手取り足取り教えないといけません

 

 

 

でも、

これが勉強についてだとして

子供が高校生だとすると

先ほどの2つの立場は

ともに論外です

 

 

 

「勉強のことは塾が全部管理しますから」

なんて本気で言ってる塾も

世の中にはありますが・・・

論外です

 

 

なぜか

 

 

それは

「しなければいけないことを

当然のようにする強さ」は

大人が道を作って歩かせるのではなく

へたくそでもいいから

自分の力で一歩目を踏み出さなければ

その強さは生まれないからです

 

 

 

大人が導いてやらせている、とか

大人がけしかけてやらせている、では

いつまでたっても

「やらされている」というマインドから抜けきれず

結局、惰性で動いている物体と同じであり

それでは

この強さは身につかないのです

 

 

 

この強さを身に着けずに

大学へ行ってしまったらどうなるでしょう

この強さを身に着けずに

社会に出てしまったらどうなるでしょう

 

 

そうです

大学受験の間にその強さを

子供に身につけさせなければ

大変なことになります

 

 

 

じゃあ、

その一歩目を

子供たちが自分で踏み出すには

どうすればいいのでしょう

 

 

それは

大人が諦めずに

子供たちに何度も何度も本気で

語りかけるしかありません

 

 

「それを何度もしてきたけど

それでもうちの子は無理です」

なんて声が聞こえてきそうですが

それではだめです

 

 

大人が子供たちを諦めては

子供たちは絶対に変われません

 

 

だから

親も僕ら塾も

腹をくくって覚悟して

子供に声をかけ続けるしか

ありません

 

 

僕の経験で言うと

子供は、

大人が本気で語り掛け続ければ

変わります

 

 

大人が大真面目に

あなたの人生のためだから、と語り続ければ

絶対に変わります

そうやってマインドがかわると

子供たちは自分から踏み出します

 

 

少なくとも、自信塾の生徒たちは

そうやってマインドが変わって

合格してきました

 

 

体力もいるし

時間もかかるし

ストレスもたまるし、

でも、それでも

子供たちに声をかけ続けること

そして

子供の心が変わるのをじっと待つこと

これに尽きます

 

 

けして

子供のためにと

管理しようとしないでください

 

子供のためにと思ってすることが

本当に子どもの将来のためになるのか

今一度考えてください

 

 

大切なことは

子供たちが

自分の力で踏み出すこと

それまで、

声をかけ続けること、

それまで、

じっと待つこと

 

 

これだと思います

 

 

心配しなくても

子供は

ちゃんと変わりますから

 

 

 

 

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