塾長の大久保です
中学受験が終わり
新中学1年生の入塾のお問い合わせが
増えてまいりました
そこで
中学受験を終えて
これから中学生になり
いわゆる
“ 本当の数学 ”の勉強を始める
子供や保護者の方に
ぜひ言いたいことがあります
これから心掛けてほしいこと、
それは
1、
計算の途中式をとばすことなく
しっかり記述して丁寧に答えを出すこと
早く答えを出すことだけにとらわれて
シャーーって計算するのではなく
ちゃんと正確に計算することを心がけないと
必ず行き詰ります
中学高校の数学は
中学受験のようなレベルではけしてないことを
受け入れてください
2
答えに至るまでの解法を
丸暗記するのではなく
「なぜこの解き方をしなければいけないのか」に
着目して、
その必然性を認識したうえで解法を頭に入れること
塾で教えられた解法を
丸暗記してきた人も多いとは思いますが
それでは
広大な中学高校の数学はカバーしきれません
汎用性を持たすためにも
解き方に必然性を持たせて認識するように
勉強しましょう
3、
難しい問題をたくさん経験する、ではなく
基本的な問題を確実に解く、を心がけましょう
大学受験を突破するうえで
最も大切なことは
“ 高校数学 ”を
確実に、正確に、定着させることです。
難しい問題を解くことは
それをかなえてからで十分間に合います
4,
また1から始める、という気持ちで
勉強を進めること
あなたが、
開成に入学しようと
筑駒に入学しようと
大阪星光に入学しようと
清風に入学しようと
四天王寺に入学しようと
入学した中学の偏差値など
その偏差値にあぐらをかくならば
大学受験の観点から申し上げれば
何の意味も成しません
どれだけ偏差値の高い中学高校に
入学しようと
しっかり勉強をしなければ
あなたの入学した学校より
偏差値が20下の学校で
しっかり学んだ生徒に抜かれることは
珍しいことではありません
もう一度言います
あなたの入学した学校の偏差値を
あなたの自身に変えて積極的に努力するのなら
意味がありますが
入学した学校の偏差値を
あてにして(過信して)
学ぶ努力を怠るのなら、
それは偏差値など何の意味もなく
「無力」です
だからこそ
これから
1から学びなおすんだという気持ちで
数学を勉強することを
お勧めします
言いたいことは山ほどありますが
とりあえず4つだけ書きました
中学高校の数学
大学受験の数学を20年以上教えてきたからこそ
言える言葉は
この3つです
よろしくお願いします