塾長の大久保です
もう20年以上前ですね
大学の卒業のとき
大学の研究室の後輩の中で
特に
仲の良かった後輩たちが
お金を出し合って買ってくれたものが
この時計です
国立大学でしたから
みんなそんなに
お金を持っているわけでもなく
でも、
お金のない生活の中から
お金を出し合って
買ってくれた時計です
本当に嬉しかったなぁ。
大久保先輩のためにって
思ってくれたことが
本当に嬉しかったんです。
あれから20年以上たちました
僕も、
数学を教えることで
食べられるようにもなりました
あのときの
20歳そこそこの僕には
想像もつかないほど高価な時計を
趣味で集めることも
できるようになりました
その、
好きな時計を着けて
数学を教えるようになりましたが
どれだけ高価な時計を買おうと
どれだけ高価な時計を着けようと
あのとき
後輩たちがお金を出し合って買ってくれた
1万円の時計こそが
僕の人生にとっては
数学人生を社会人として送るスタートを
飾ってくれた時計ですので
最も意味のある時計です
金額が高いこと
それにももちろん価値はあります
でも、
僕にとっては
より高価な時計を買う日が
いつか来ることになっても
僕にとっての意味の大きさは
この1万円の時計を
超えることはありません