こんにちは、塾長の大久保です
「優しさのリレー」
「思いやりのリレー」
の話
ある日の朝のことです
「先生、はい、コーヒーです」
その女性は
温められた缶コーヒーを
僕に渡してくれました
「ありがとうございます!」
そう言って受け取りましたが
僕は恥ずかしながら
その缶コーヒーの温かさに
そこまで考えが及んでいませんでした
「寒いだろう」と
僕を気遣って
手間がかかるのにわざわざ
家で缶を
湯煎してくれたのです
それを今日知りました
僕は今日
その女性に
メッセージを送りました
「あなたが
わざわざコーヒーを温めてくれたこと
今日知りました
その優しさを知って
また心が温まりました
ありがとうございました」と
すると
その女性が僕に返信してくれました
「先生がいつも
私の娘に優しくしてくれるからですよ」
その女性は
保護者の方なのです
でもね
僕がその娘さんに優しいのは
その娘さんが僕に優しいから
なのです
僕が口にするのは
間違っているのかもしれない
思い上がりかもしれない
でも
間違っててもいい
言わせてほしい
僕は娘さんに優しく接している
娘さんは僕に優しく接している
それを
お母さんが気が付いて
そのことに感謝してくださり
僕にコーヒーを温めてくれた
僕はお母さんのその優しさに感謝した
娘さんもきっと
僕のコーヒーを温めているお母さんの姿が
嬉しかったに違いない
僕と
娘さんと
お母さんの間に
優しさと思いやりの輪が
出来ています
みんなが
みんなを
みんなの優しさで包んでいるのです
みんなの優しさを
みんなが見逃さずに
みんなが幸せになって
「ありがとう」がつないでいる
優しさのバトンを
思いやりのバトンを
渡しあって、リレーしています
人として
大切にして生きていかなければ
いけないことが
ここにはあると思います
大きいのはもちろん
ほんの小さな
“優しさ”や“思いやり”にも
ちゃんと
気が付けること
これだと
思います
そこに
気が付いて
「ありがとう」と言えること
これが全てだと思います
優しさの行動の根元にある
“その人のために”って思う
その思いやりの気持ち
その思いやりの気持ちに
宿っている温度を
いつも感じれるような
心と感覚を
失わないこと
お母さん
その娘さん
優しさの輪を
思いやりの輪を
そのリレーが出来たこと
本当にありがとう
本当に本当にありがとう