塾長の大久保です
まず、
お母さん、
ご相談ありがとうございました
非常に口にしにくいような
ご家庭のことも
包み隠さずお伝えくださったこと
本当に感謝しています
そこに
答えがあったのだと
思います
親だって
一人の人間だから
間違ってしまうことも
あると思うのです
娘さんが
心の扉を開けようとしたのに
お母さんが
「親の言うことは聞きなさい」
というカードを使って
論理的に建設的に話すことを拒否した
それはまるで
子供の心の叫びを
「力」でねじ伏せただけで
子どもは
無理矢理に口にガムテープを
はられたも同然です
「私は親なんだから言うことを聞きなさい」は
そうやって
子供を力でねじ伏せるためにある言葉では
ないのです
親だから
偉そうに話すのでなく
「親」という看板を一旦下ろして
一人の人間として
まずは
謝った方がいいと
僕は思います
そもそも
そうやって力で
ねじ伏せなければいけないような
人間関係を
子供との間で構築してしまったのは
誰なのでしょう
ガムテープは
まだ張られたままだから
娘さんは
大事なことをあなたに何も言わない
なのに
「娘は私に何も話さない!」と
また娘さんを叱るなんて
あなたが全て選んだ結果です
僕は
お母さんを責めているのではない
こうなるように
お母さんが
知らない間に選んできたことに
気が付いてほしい
そして
今ならまだ間に合う
と思うのです
娘さんと
お母さんも、
一人の人間として
娘さんのことも、
一人の人間として認めて
向き合いましょう
お電話の最後
わかってくださって
よかったです
さて
この仕事をしていると
生徒と出会うのは当然として
保護者の方とも
当然、出会わせてもらうわけです
生徒がいて
保護者が居て
ご家庭があって
考え方があって
悩みがあって
そして
自信塾は、
というか僕は、
「勉強だけ教えればいい」なんて考えは
毛頭なくて
必要あらば
ご家庭のお話も聞かせてもらったり
必要あらば
未熟ながら相談を受けたりさせてもらって
俯瞰的に環境を見ながら
ご家庭と
連携して教育をさせてもらいます
「うちの子、
全然勉強をしないから
こんな成績なんです」
新規の保護者の方が
よく口にするお言葉です
子供の成績が
伸びない原因は
子供が
勉強をしないから
お言葉ですが
そんな単純な問題なら
まだいいのです
問題の本質は
どこにあるのでしょうか?
なぜ
子供が勉強をしないのか
なのです
もっといえば
なぜ、生徒は勉強をしないのか
なぜ、生徒は家に帰りたがらないのか
なぜ、生徒は親と口をきかないのか
なぜ、生徒が親の言うことを聞かないのか
じつは
そこに原因があることは
少なくなくて
ご家庭の問題が解決し始めると
学習時間が増え始め
生徒の成績が伸び始める、
なんてことも
これまで何度もありました
もちろん、
どのご家庭にも
僕が首を突っ込むなんて
厚かましいことはしません
先ほども
申し上げたように
「必要あれば」です
こちらから
あれやこれやと
詮索することは
しません
あくまでも
必要あれば、です
助けてください、と
聞こえたらです
生徒が
「先生聞いて・・・」と
言い出すことも多くあります
聞いたその後に、
保護者に連絡し事実の確認をし
現状の子供の
精神状態の情報を
保護者の方と共有し・・・
ということも僕はします
また、
「先生、お恥ずかしいのですがじつは・・・」
と、涙を流しながらお話しくださる
お母さんやお父さんは
少なくないのです
例えば、
中学受験を親の主導で
無理矢理させた過去があり
生徒の中で
勉強がトラウマになっていて、
親も、申し訳ない気持ちが先行し
子供とうまく距離をとれない
とか
例えば
子供に対するDVがあり
家は、もはや地獄の状態
とか
まだまだ
たくさんあります
そりゃ、
子供は勉強しませんよ
というか
「お母さん、心の状態は
大丈夫ですか?」
という環境も
たくさんありました
だから、
この仕事をしていて思うのは
生徒の成績を伸ばすには
勉強を教えるだけでは
無理な場合が
たくさんあるのです
だから
お話しくださるのであれば
僕は、
とことんお付き合いします
少し、長くなりましたが
いろんなご家庭があり
いろんな保護者が居て
いろんな考え方があり
いろんな問題が
あるのです
ご家庭の数だけ、考え方があって
ご家庭の数だけ、悩みがあって
ご家庭の数だけ、、、、
自信塾は、
というか、僕は
そういう教育方針をずっと
貫いてきました
これまでも
そして、これからも
言いたいことは
子供が勉強をしないのは
逃げているだけではなくて
何か違うところに理由がある
そういうことも
少なくない、ということ
そうだとしたら
「勉強しなさい!」と言うのは
効果ありますか?
反抗期だから、とか
甘えてるだけなのよ、とか
そういう理由で
子供が自分の言うことを
聞かないことから
もっというと
自分の子供のことに
蓋をしていることは
ありませんか?
そしてもし
すでにお悩みになられている
ご家庭の方がおられるとしたら
それは
あなただけじゃなくて
そして
まだまだ改善の余地はある、ということ
一人で悩まないで欲しい
一人で追い詰めないで欲しい
です
生徒のお母さんから
長文のLINEで
ご相談を受けましたので
少し書かせてもらいました