塾長の大久保です
勉強ができるようになるには
勉強を教えているだけでは
だめです
講師は
生徒ごとの目標を
正確に把握し
「現状ではこの子に何が必要なのか」
常に、それを意識して
本気で授業をしています
だから
生徒だって
本気で勉強をしなければ
いくら授業をしても
全く意味がありません
講師と生徒、
その両者が
本気になってこそ
授業が価値のあるものになり
その授業での刺激が
日々の学習の活力になるのです
すべてのこの“流れ”が
成績上昇につながるのだと
僕は思っています
また、
部活動をしている生徒には
よっぽどの生徒以外には
「部活を減らして勉強しなさい」とは
言いません
なぜなら
部活動するなかで
人として大切なことを
得ることが
沢山あるからです
勉強“だけ”が出来るような人間では
偏差値の高い大学に入れても
大学で、
または社会で
けしてうまくいかないのは
明白です
人として大切なことを
部活動で学ぶこともできるので
だから僕は
部活動を辞めて勉強しなさい、とは
言いません
だからこそ
部活動と受験勉強を
「両立しなさい」と
言います
「部活動と勉強を両立する」とは
「勉強しない理由を、部活動にしない」
ということです
「部活が忙しかったので
勉強できなかったんですよ~」
「部活で試合があって
疲れて寝てしまって
勉強できなかったんですよ~」
過去の生徒が
これまで言ってきたフレーズですが
僕は一切認めません
(ちなみに、
体調不良などは
勉強するより体調を整える方が優先なので
それはむしろ、勉強やめなさい、です)
どれだけ
部活が忙しくても
それを言い訳にせず
「部活は部活」
「勉強は勉強」として
全力で取り組むというのが
両立するということです
それが出来ないのであれば
究極は
部活か、勉強か、の選択になるのだと
思います
勉強は
特に受験勉強は
片手間でできるほど
甘くないのです
先日、
僕の授業ですが
とある男子生徒を授業の途中で
家へ帰しました
この生徒については
必ず予習をさせて
授業に臨むように
約束をしていました
授業の復習が忙しすぎて
予習が出来なかった、
とのことです
「予習が出来なかったのは
何か特別な事情があったの?」
「いえ、ないです」
「部活には行ったの?」
「はい、行きました」
「部活には行くけど、予習できないのはなぜ?」
「・・・・」
「復習を頑張れば、予習できてなくても
大久保に許してもらえるって
“自分への甘さ”がなかった?」
「正直、ありました」
生徒にかなり厳しく
言葉を投げました
なぜなら
この生徒が抱えている課題は
「数学が出来ない」という問題ではなく
「勉強に対する意識の低さ」に問題が
あるからです
この場合、
数学だけでなく他の教科の学習にも
何かしらの甘さがでてしまい
いつまでたっても
自分に厳しくなれないからです
自分に厳しくなれない人間は
いつまでたっても
超えるべきラインを
超えることができず
目標の大学の合格に到達できません
だから
この問題は
早く解決しなければいけないのです
そのためには
大人がこの瞬間を
スルーしてはいけません
「何がどうだめなのか」を
話をして、
本人に気が付かせないといけないのです
“気が付かせないといけない”
ってのが大切で
勉強をしていないのを
大人が怒ってやらせるのでは
それは単に
“やらされているだけ”の意識なので
結局同じような
“自分に対する甘さ”を出すのです
だから
自分で気が付かせるのが大切なのです
「もう一回よく考えておいで、
これから勉強をどうするのかを」
そういって、
授業は中断しました
皆が通る道です
子供は全員、
未来の可能性が無限大です
だからこそ
「勉強に対する正しい姿勢」を
きっちり伝えて
それに気が付いてもらう、
そういう指導が必要なのです
こうやって
生徒は徐々に意識を
変えていくのだと思います
保護者の方には
事の全てをお伝えしました
お母さんは
「本当にありがとうございます」
とおっしゃられました
ご理解のあるお母さんで
勉強をすることの本質を
深くおわかりになられている
お母さんでした
僕を含め、講師は全員全力です
自信塾は
勉強もおしえますが
「勉強を教えるだけではない」
とは、
こういうことです
この生徒も
これを機会に
本当の意味で
「受験生になっていく」のです
きっと、合格します