塾長の大久保です
中学生の数学で
生徒達の
大きな壁となるもののひとつが
「証明」です
今日、上本町校で
とあるベテラン先生の
「証明の授業」が
あったので
見ていました
生徒が
証明を記述しているのを
1字1句1行
講師は全て見ています
証明を書きおえた生徒に
先生が言います
「ええ感じやねんけど
絶対、減点されるとこあんねん
どこやと思う?」
生徒に考えさせます
考えさせたあと
先生が
その証明の文中に
赤ペンを入れます
先生が言います
「なんでやと思う?」
生徒は考えます
そのあと
先生が解説を始めます
先生は
ホワイトボードを使って
その生徒の考え方が
「何がいけなかったのか」を
生徒がしっかり自分で考えるように
説明し
理解させます
「何があかんかったのか
理解した?」
何がいけなかったのか
それを自分で見つけさせ
どう考えるべき
どう書くべきだったのか
生徒は
それを自分でノートに書きます
大きな声で言いますが
この授業は
そこらへんの大学生や
そこらへんの「ふつうの講師」には
できません
知識や解き方を
単純に教えるのではなく
生徒の思考の流れを
完全によんで
生徒が
できるだけ自分で
考えることができるような
発問をし、
自分でミスに気が付き
さらに
どうあるべきだったのか
小出しに小出しに
指導しています
さすがですね
知識を教えるだけの講師
解き方を教えるだけの講師
そんな、
面白くも何もない授業をする講師は
世の中に溢れています
そんな塾も世の中に溢れています
本当に大切なことは
生徒自身が
授業中にどれだけ
頭を使って考えるのか
そのためには
講師が
生徒の思考の流れ
生徒の思考パターン
生徒の課題
などの複合的な要素を
全て理解していないと
するべき「発問」ができません
プロとは
こういう指導ができる
講師なのです
確かに
時間はかかるけど
この先生が担当すれば
数学は必ず出来るように
なります
大ベテランの先生に
若造の僕が言うのもなんですが
さすが
自信塾の講師です