塾長

「泣きじゃくる理一朗」と「受験生」と

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塾長の大久保です

 

 

最近気が付いたことがあります

 

 

息子理一朗と受験生の共通点

 

 

 

まずは

息子の理一朗の話

 

 

理一朗は

周りの赤ちゃんの話に聞くほど

そこまで泣いてグズることは

ありません

 

 

しかし

ほぼ毎日

夜、23時頃から

泣き始めます

 

 

理一朗はまだ話せませんから

なぜ泣いているのかは

本当のところわかりません

 

 

しかし、

小児科の先生の言葉によると

本当は眠りたいのに

赤ちゃんだから

いつも

うまく眠ることができるとは限らず

「眠りたいのに眠れない」

という状態に

耐えれなくて辛くて泣いている

のだそうです

 

 

 

 

だとすると

じつは

本当に辛いのは

赤ちゃんに泣かれている親でなく

赤ちゃんの理一朗なんですね

 

 

 

 

赤ちゃんの夜泣きに悩んで

追い詰められる親が多いそうですが

じつは

本当に辛いのは

赤ちゃんなのです

 

 

 

そう思うと

「理一朗、なんで泣くの?」

という気持ちよりも

「理一朗

眠れなくて辛いね、頑張ろうね!」

という気持ちになります

 

 

 

そして

気が付きました

これって受験生と同じだと

 

 

 

なんとかしなければいけない

そんなことはわかっている

でも

何をどうすればいいのかわからない

 

 

このままの自分ではだめ

でも

何からどうすればいいのか

本当にわからなくて

人生の路頭に迷っている若者

 

 

 

夜泣きをする理一朗を

抱きかかえてあやすように

僕はそんな若者に

僕が出来ること

僕が言ってあげられることが

あると思うから

喜んで手を差し出したいと思います

 

 

理一朗は

大粒の涙を流して

僕や妻の腕の中で

力いっぱい大声で

泣きじゃくります

 

 

「理一朗、

眠いのに眠れないんよね

理一朗頑張ろうね」

とわざと

声にしてあやします

 

 

勉強にしても、それ以外でも

人生の壁を超えようと

頑張っている人にも

僕は同じ気持ちです

 

 

「俺の言う通りすれば

数学は出来るようになるからね

だから

一緒に頑張ろうね」

です

 

 

 

数学を教えているときの気持ちと

理一朗が泣いてるのをあやす気持ちが

とても似ているのに気が付いて

泣きじゃくる理一朗も

計算ミスをする受験生も

とても愛おしく思えました

 

 

 

数学を教えることも

理一朗を抱きしめることも

同じなんですね

 

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