塾長の大久保です
保護者の方から
相談のLINEを受けました
東大を目指す高校生のお母さん
息子を一人暮らしさせるなんて
心配で心配で
朝も一人で起きれなくて
私が起こしているのに・・・・
とのこと。
お母さん、
発想が逆です
朝、一人で起きれないような
「ぐうたらな人間」に
育ててしまったからこそ
そんなやばい子供、家から出さないと
いけないんですよ
そのまま家に置いておいたら
何にも変わりません
だって
お母さんがそのような
育て方をしてきたのだから
もちろん、
お母さんが
変われるならいいのですけどね・・・
朝起きれないのを
さも本人が悪いような
言い方をする保護者の方は
少なくありません
本当に
本人のせいですか?
朝、
本人が自分で起きる前に
率先して子供を
起こしていませんか?
「だって、自分で起きないんですもん」
って、
言うんですよねたいていの親は笑
だから
違うってば
起きないのは
本人が悪いんじゃなくて
起きないだろうと思って
起こしてしまう保護者が居るから
その保護者に
本人が甘えてるんです
だから自分で起きないんです
朝起きて来ないのなら
放っておいて
どうなるか体験させればいい
遅刻することがどういうことなのか
体験させればいいのです
子供が
失敗することを恐れて
親が先回りをして
失敗させないようにふるまうのは
それは「教育」ではなく「介護」です
子供が失敗しないように
立ち振る舞ってばかりのくせに
「この子は何もできない」と
子供に言う保護者が
どれだけ多いことか・・・・
子供には
早く失敗をさせないといけない
失敗をさせたとき
子供が泣こうと
子供が困ろうと
かまってはいけない
大切なのは
「かわいそうだね」と
よしよしするのではなく
なんで失敗したのかを
そこで学ばせないといけない
その「学び」があって
子供たちは
「こうすると失敗するから
失敗しないようにするには
どうすればいいのだろう」と
考えるようになるんです
失敗をさせて
そこから自分で考えさせる
これが大事なのです
それが出来ている子供は
たとえ、失敗しても
考えはじめます
学びが起こります
そうしないと。
今日、お母さんに
言った言葉
あなたは子供よりも先に
天国へ行くのだから
あなたがいなくても
子供が一人で歩いていける力を
付けさせないといけないでしょ?
そのためにも、
家を出さないとね、お母さん。
偏差値の高い大学へ
子供を入れること、
そんなことで
一生生きていける時代は
もう20年前に終わりました
今の時代、問われるのは
「腕」です。
学歴はあくまでも物差しの一つ。
その腕をつけさせて
それで
一人で生きていけるようにする
これが、教育の本質、だと思います。
子供が一人で生きていけるように
育てるのが
教育だと僕は思います。
腹をくくりましょう、保護者の方々。