塾長の大久保です
60年前、
1962年10月16日から
今日を含む13日間
第二次世界大戦以来
最も核戦争に近づいた
期間とされています
皆さんもご存知の
「キューバ危機」です
空軍参謀総長の
ルメイをはじめとする
多くの軍人が
「キューバの基地を空爆すべき」という
先制攻撃論が
ケネディー大統領に伝えられたが
そうすると、
今にも、
ワルシャワ条約機構と
NATO北大西洋条約機構が
戦争する事態になりかねない
それは
褒められたことではないと
ケネディー大統領は
最後の最後まで
戦争以外の道が無いかを
探り続けたそうです
そして
この13日間のなかで
最も核戦争に
近づいた瞬間があります
それは
このときです
アメリカが
ソ連の船を臨検をするべく
海上封鎖をしていたとき
ソ連の原子力潜水艦が
密かに
その海域を潜水していました
アメリカ軍は
その潜水艦に対しての
「浮上命令」として
機雷を潜水艦近くで爆破を
させました
ところが
ソ連の潜水艦の館長へは
その命令は伝達されずに
艦長は
「戦争が始まったのだ」と思い
核ミサイルを
発射しようとしたそうです
それを
とめたのが
副艦長だったそうです
核ミサイルの発射には
2人の同意が必要で
副艦長は艦長にこう進言したそうです
「もし、
戦争が始まっていたとしていたら
アメリカは
確実にこの艦を沈めれたはず
それなのにそれが出来ていないのは
戦争が始まったのではないのではないか」
という想いを艦長に進言したそうです
副艦長の彼の判断がなければ
おそらくあのころ
核戦争になっていたでしょう
ケネディー大統領は
ロシアの要求である
トルコに配置してあるミサイルの
撤去を条件を飲むことで
このキューバ危機は
解決されました
第二次世界大戦以来
最も核戦争に近づいた出来事が
このキューバ危機ですが
今や
キューバ危機以来、
最も核戦争に
近づいているのが
昨今の
ロシアの状況だと考えています
息子の理一朗が
大人になったとき
僕らがキューバ危機を語るように
この昨今の状況を
どのように語るのだろうか
どのように語るののか、
ではなく
語れるのだろうか、
の方が正しいのかもしれない
なんとか
なんとか
平和な選択を
して欲しいと思います