塾長の大久保です
今日の塾長日記は
ちょっとだけまじめな話です
僕は
経験値の側面からも
また、教育心理学の側面からも
提唱していることがあって
それは
「勉強は
勉強を教えるだけでは
出来るようにならない」
です
例えば、
数学に関していうと
数学の重要な解法を教えて使えるようになる、や
計算の練習を何度もさせる、など
そのような教科教育を行なうことは大切なことです
でも、じつは
その教科教育を行うのみだと
子供の教科に関する成長は頭打ちがあって
ある一定までの成長は見られるものの
それ以上はじつは
期待できません
確かに
数学の公式を覚えて計算をしさえすれば
そのレベルの問題は
すぐに解けるようになるでしょう
例えば、
定期テストの簡単な問題は解けるようになります
しかし、
たとえば
試験範囲が広くて長時間の準備が必要な試験
大学受験だとか、国家資格の試験、だとか
いわゆる「大きな試験」に関してなどは
教科教育だけでは、
頭打ちが来るのです
なぜなのか
それは
長い時間の準備が必要な試験の場合、
もちろん
教科の学びによる教科力も大事ですが
それと同じぐらい、いや
それ以上大事なのが
「学ぶことを継続する力」
なのです
「学ぶことを継続する力」とは
いろんな力が含まれていて、
例えば、例を挙げるとすると
しんどいことを耐える力(忍耐力)、とか
最後までやり抜く力(運営能力)、とか
時間をうまく使える力(自己管理能力)、とか
自分はやればできると思う力(自己効力感)、とか
自分の未来を期待する力(自己期待感)、とか
これらをすべてを含めたものを
教育心理学では
“ 非認知能力 ”
と言います
端的に言うと
忍耐力、
自制心、
自信、
最後までやり抜く力
だと言えます
僕が先ほど申し上げた
「勉強は
勉強を教えるだけでは
出来るようにならない」は
小難しく言うと
この、「非認知能力」を高めないと
教科教育(認知能力)をいくらしても
頭打ちがくる、
ということなのです
いくら、いい高校に通ったり
いい塾に通っていい授業を受けても
自信がない生徒や
スマホばかり触っている生徒は
点数が伸びない、という高校生です
(思い当たる保護者の方、多いんじゃないですか?)
これが典型例だと思います
それは
高校のせいでもなく
塾を変えればいいのではなく
「非認知能力」を
認知能力を高めることと
同時に高めることを意識しないと
子供の成長は見られないのです
自信塾の生徒たちは
成績が伸びることに留まらず
人としても成長して
将来の夢を叶えていく生徒が多いのは
受験勉強をすることを通じて
教科教育を行うことで認知能力を養い
また、
講師や塾長の僕と対話し、塾に通うことで
非認知能力を高めているから、だと
自信を持って言えます
これに尽きると思います
(非認知能力を高めるタイミングや方法は
またの機会に詳しく書かせてもらいますね)
人間の能力というものは
「それを教えればそれができるようになる」
というような
短絡的なものでは決してなく
もっと深層的であって
もっと多角的であるのです
だからこそ
子供のうちに
認知能力と
非認知能力を高めてあげることで
子供の未来はいくらでも変わりますから
文字通り
「子供の可能性は無限大」なのです
感情論的にではなく
教育理想論的にではなく
きわめて論理的に
申し上げているのです
もう一度言います
教育次第で
「子供の可能性は無限大」です
自信塾は
この考え方にのっとって
教育をしています
だから
生徒は変わるし
伸びるのです