塾長

幸せな人生とは? ~志望校の決定~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは、塾長の大久保です

北千里校で
22時まで授業をした帰りは
本当に寒いですね
もう氷点下なのかと思うぐらい
寒いです
みなさん、風邪にはお気をつけ
ください

さて、
新高3生のみなさんは
そろそろ学校で
来年の選択科目希望調査のようなものを
する季節ですね

それに連動する形で
志望校や志望学部についての
相談をよく受けるのですが

将来就きたい仕事から逆算して
学部や学科を決めて欲しいのです

一番してほしくないのが
例えば、私立大学だと
〇〇大学に入りたいから
受験できる学部は片っ端から受けまくる
というようなもの
これは、
大学に入ることが最終目標になっていますね

 

ま、確かに考え方はいろいろあるから
否定はしませんが
最終的には
大学に入って人生が終わるのではなく
社会に出て働くわけですから
その職業や目標のことができる
大学学部学科が
いいわけです

 

その志望校決定の話になると
決まってあがる話題と言えば
「どんな人生が幸せな人生なのだろう」
ということです

 

これこそ
人の価値観によることだから
正解なんてないのですが

 

僕の考えは
「好きなことしたいことを、毎日の仕事に出来ること」
ですね

 

僕自身、
数学を教えることが好きですが
人と話することや
人の相談を聞くことが好きで
いわゆる
「おせっかいやき」なんですね笑

 

だから
この今のこの仕事は
とっても楽しいです

しかも
好きなことだと
「あ、こうすればこの人は喜ぶんちゃうかな?」
という発想が
考えようとしなくとも
自然と出てきますね

 

これが大事なところで

 

好きでもなく
仕事でやらされている人からは
この発想を出すことほど
苦痛なことはきっとありませんよね

 

だって
好きなことじゃないのですから

それに
人間は社会的な生き物ですから
やりがい、生きがいを
感じることに
大変大きな価値を見出しますが

 

好きでないこと、興味のないことを
仕事にして
やりがいを見出すことは
出来ないとはいいませんが
なかなか困難なことですよね

 

ですから
自分の好きなことを
仕事にすることほど
素晴らしいことはないと思うのです

 

それを将来、すると想定して
逆算して志望校を決めて欲しいのです

 

 

先日も
もともと医学部志望の生徒が
悩んでいました

 

「私は、医学部志望でその理由もあるのですが
じつは、教育にも興味があって
どっちも興味があって悩んでいます」と。

 

保護者の方に面談をさせてもらって
聞いてみました
「娘が本当にしたいことしてくれることが
私たちの願いですから
べつに医学部でなくてもかまいません。
娘が本当に行きたいと思える道を歩いてほしいです」
と。

 

素晴らしいですよね。

 

受験業界って
特に塾業界って変なところで
なぜか医学部に行かせたがる傾向があって
(全く意味が解らないのですが)
また、

保護者も安易な理由で
例えばお金がたくさん稼げるから、とか
私(保護者)が勉強できなかったから
医学部に行ってほしい、とか
そんな理由で医学部に入れたがる人も多くて
全く意味が解らないのですが笑

 

でも、
このようなご理解の深い保護者も
おられるわけです

 

この生徒は
結局
国立大学教育学部数学科に進路変更を
することになりました

 

 

生徒の皆さんは
「私がしたいことは何なのか」
に徹底的に悩んでほしいと思うのです

 

保護者の皆さんは
けして親としての希望だけを
押し付けるのでなく
「子供がしたいこと、好きなことはなんなのか」
に耳を傾けて
正面から受け止めてあげて
欲しいのです

 

安易な道や
目先の利益など
それだけに振り回されることなく
自分の人生にしっかりと
向き合って
将来の設計をしてほしいと
思います

 

そして
将来の仕事が自由に選択できることは
当たり前のことでなく
それが
いかに恵まれたことなのか

 

これも
高校生であればそろそろ
気が付いてもいいのではないかと
思います

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加