こんにちは、塾長の大久保です
昨年
スイスに行ってきました
スイスの街並みや
山並みを眺めていると
心がリセットされます
特に
氷河を目の前に見たときは
絶句でしたね
何万年も前から
ここで凍っているのです
氷床まで900メートルあります
ここでは
人の生まれるずっとずっと前から
自然の営みが繰り返し
行われてきました
雪が降り
積もっては固まり
とけて水になり
川を作り
海に流れこみます
またその水が雲になり
この繰り返しを
もう何十万回も
何百万回と
繰り返してきたのです
その営みの一部を
こうして僕が見ていると思うと
気が遠くなるような感覚に溺れます
流れてきた時間の大きさと
目の前の景色の壮大さに
気が遠くなりますね
そのとき
思ったこと
ひとつは
僕がこの地球で
生きていることなんて
しずくが床に落ちるような
瞬間でしかない
ひとつは
しずくが床に落ちるような
瞬間だからこそ
少しでもずれていては
大切なあなたに出会えなかったと
日々いろんなことが起こります
いいことも
よくないことも
でも
いつだって
この景色は
変わらずここにあって
いつだって
この営みは
止まらずここで行われる
そう思うと
僕の悩みなんて
大したことではないなと
思います
国と国が争って
人が人を傷つけること
そんな大きなことでなくても
個人で
人が人を傷つけること
山たちが
「人間さん、いつまでやってんの?」
そう言ってるような
気がします
追記
Cさん
遅れました
お酒の席でしたが
僕なんかの若造に
貴重なお話を
ありがとうございました
Cさんが経営されていた会社で起こった
社員の裏切り行為
そのときCさん、さぞ
心を痛めたでしょうね
聞いていて
思わず涙がこぼれました
「心労で倒れて入院して、会社を閉じたんです」
その言葉の重み
僕なりに理解しています
僕も同じ経験をしましたから
「大久保さんはすごいね」って
Cさんは言うけど
僕も負けそうになったのだから
すごくないのです
Cさん
本当におつかれさまでした
僕は
Cさんのその人生の
苦しさの足跡
ずっと忘れませんから
このスイスの山々も
言ってくれますよ
「お疲れ様」って
偉そうですが言わせてください
よく頑張った!!
あなたはかっこいい!