こんにちは、塾長の大久保です
せっかくこうして
塾長日記があるのですから
書こうと思います
これも
了承を得て書いています。
本日のお昼過ぎに
お怒りのお電話を
いただきました
「自信塾に入って塾長の授業をうけたいのに
なぜ、入塾させてもらえないのか
成績で選別しているのか？」
じつは、今年に入ってから
数件お断りをしているご家庭があります
自信塾は
入塾テストもないですし
成績で選別している塾でもありません
定期テストで０点をとってても
自信塾に入って
京大に合格した生徒もいるほどです
確かに僕の授業の枠は
ほとんどないのですが
それが理由でお断りしたのでもありません
ですので
その保護者さんは
勘違いをされていました
自信塾の教育方針は
楽に成績が上がる方法を提供するのではなく
（そもそもそんなものはないのに
それを謳って生徒募集する塾が多すぎる）
生徒に
地道に努力をさせ、
辛い道のりを必死になって
走ってもらった上で
夢を叶えてもらい
そのときに
心に生まれる自己肯定感を育む
これが
自信塾の最も大きな方針です
ですので
特別な事情（例えば、体調の面だとか）が無い限り
「簡単に成績が上がる方法はないでしょうか」とか
「出来るだけ楽をさせて大学に入れてやりたい」とか
そういうご相談は
お電話で事務が対応させてもらったあとの
塾長の僕の面談は
させてもらっていません
ご家庭それぞれに
お考えがありますので
どんな考え方もあっていいと思いますし
それを否定するつもりも
ありません
しかし
僕の自信塾と
教育方針が一致しない以上
入塾されても
ご家庭の満足いく教育が
提供できるとは思えないので
入塾はお断りしています
数件お断りしている理由は
全てこれです
ご家庭と
塾の教育方針が
合いません
では
なぜ生徒に
苦しい道を歩ませるのか
それは
その経験でしか
苦しいことへの忍耐力や
叶った時の大きな自己肯定感が
得られないからです
人が
生きていく上での強さは
生きているうちに
どれだけ辛い思いをして
苦悩したか
そしてその上で
成功したのか
でしか
得られません
子供がいつか社会に出たときに
向かい風を受けたとき
親は何もしてやれません
子供自身が
自分で考え
環境に耐え
道を見出して
解決するしか方法はありません
その強さを
今のうちにつけてやることが
大人として
子供にしてやれる
最も価値のある事だと
僕は思います
その経験をさせる上で
最も効果のあるものが
勉強なのです
だから
別に勉強じゃなくてもいいのです
部活動でもいい
アルバイトでもいい
親の手伝いでもいい
なんでもいいから
自分で苦悩して
考えて
乗り超えるような経験ができれば
それでいいのです
定期テストで１００点を目指す
これはまさに
頑張って頑張って
目標に向かって努力をし
試験を自分で受けることで
結果を手にするという
その経験に価値があるのであって
べつに
数学の問題が解けるようになることなど
自己肯定感を育むという意味においては
あまり意味がありません
大学受験に必要なのであれば
それもなお価値がありますが
難しい微積分の問題が解けるようになるなんて
社会に出ても何の役にも
立ちませんからね
子供が
「私、やったらできるねん！あのときのように！」
って、
その先の人生で思うことが出来るか
ここが一番の勝負で
その経験をさせることが
子供たちにとって
最も必要なことだと思うのです
だから
子供に楽をさせようという考え方は
自信塾の考え方には
合致しないのです
以上の理由で
面談をお断りしているわけなのです
今年に入って
何件かお断りしていますが
理由は全てこれですので
どうかご了承ください
そして
在籍している生徒の保護者さんなら
これを読んだ時に
「その教育方針は、当然だ」と
ご理解いただけていると思います
感謝です
そのお電話のお父様は
僕の考え方を聞いて
ご理解いただけました
どっちが正しいとか
どっちが間違っているというのは
ありません
でもね
どっちが子供のためになるのか
その問いについては
お父さんは
ご自分が間違っていると
ご自分でおっしゃられました
自分の考えが間違っていると
認めることは
簡単なことではありません
さすがです
お父さん
頑張ってください
僕でよければいつでもお話聞きますので！
