塾長

お手紙2

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こんにちは、塾長の大久保です

 

 

 

 

 

お母さんの帰りを待っている彼女は
いつもこうやって手紙を
書いていました

 

 

 

 

 

 

お母さんとお約束をして
いたのでしょうね
時間が来たら
カーテンをしめようねって

 

 

 

 

 

 

彼女は
その約束を
毎日ちゃんと
守っていたのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかあさん、まだかな」

 

 

 

 

 

 

 

 

手紙にあるように
きっと何度も
時計を見て
お母さんの帰りを
待っていたのでしょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は
ぜひ聞いてみたいことがあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さん
もし、あなたが
手紙を書いて一人であなたの帰りを
待っている
“あの日の娘さん”に
会えるとしたら
あなたは
何と声をかけますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母さん
もし、あなたが
娘さんを家において
必死に働いた
“あの日のあなた”に
会えるとしたら
あなたは
何と言ってあげますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘さん
もし、あなたが
いろんなことに負けないで
必死に生きた
“あの日のお母さん”に
会えるとしたら
あなたは何と言ってあげますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

娘さん
もし、あなたが
カーテンを一人でそっとしめて
お母さんの帰りを
待ちわびて
時計をみつめる
“あの日のあなた”に
会えるとしたら
あなたは
何と言ってあげますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして
今からでも遅くない

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜひ
伝え合ってほしい
あの日の想いを

 

 

 

 

 

 

 

そして
あの日は必至だったから
わからなかった
でも今だからこそ言える
2人の今の想いを

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして
お母さんと娘さんに
最後に聞きたい

 

 

 

 

 

 

お互いに頑張った
“あの日の2人”が
“今の2人”を見たら
あなた方に
どんな声をかけると思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすっかり大きくなった娘さん
あの日よりちょっぴり
お歳をとられたお母さん
あの頃の絵を一緒に見ている
“今の2人”のお姿を
必死に頑張っている
“あの頃の2人”が見たら・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

感動をありがとう

 

 

お互いに頑張ったあの日の2人が
今の2人を見たら
なんてあなた方に
声をかけると思いますか?

感動をありがとう

 

感動をありがとう

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