こんにちは、塾長の大久保です
まず、
当事者の
お父さん・お母さんに
一度この文章を読んでもらって
了解を得て載せています
親が子供を信じないのは
暴力と同じです
そんな親子に
本当に分かり合える未来は
ありません
僕の仕事も同じ
数学なんて教えてもすぐには出来るはずがない
子供は間違える、それでも、信じて待ってあげる
それで、やっと少しだけ出来るようになる
信じてあげることの
大切さ、の話です
この仕事をしていると・・・
子供のいろんなことが起こります
そのたびに
児童相談所、区役所、弁護士、・・・時には警察
いろんな人とよく話します
たとえば、虐待
親が
明らかにしつけでない暴力を
子供にふるっている場合
それが例え1回だけでもだめです
暴力は、言葉でも同じです
「よくある質問」にあるように
頻繁でないからうちは大丈夫だろう
という考え方の親がいたら・・・
1回でもアウトです
うちは見逃しません
全て関係各所と対応しています
今も、協議、進行中です
というように
いろんなことが
起こります
今も
ある男子生徒の
深刻な問題に直面しています
「先生、教えて欲しい
俺は父親としてどう動けばいいですか?」
お父さんは
息子さんの問題の発覚後
誰より何より先に
僕に相談してくださりました
「わかりました!
今日はとりあえず
責めずに、本人の話を聞いてあげましょう
疑うことや責めることはやめてください」
起こった出来事が大きくて
僕の手だけでは負えないと判断し
関係各所の僕の伝手に
非公式に相談しています
お父さんは
腹を割って僕に全てを
話をしてくれました
僕もお父さんに言いたい
20近くも上だから
偉そうなことは
本当は言えないけど
あなたは偉いよ
こんな大きなことを
息子が起こしても
息子を信じるのだもの
しかし
今日、その出来事が
お母さんの耳に入りました
取り乱したお母さんの
気持ちも
僕はわかります
「あんた、他にやましいことないの?」
そういって
他にもとても汚い言葉で
息子を責め続け
息子を疑い続けたそうです
お母さん
気持ちはわかる
本当にわかる
だから
1度はそうやって疑うのも
無理はない
だけどね
1度聞いたとき
「何もない」って
息子が言ったのだから
信じてあげてほしかった
お母さんが息子を
信じてあげれば
あんなことにはならなかった
確実に言えることは
親の権利をどれだけ行使して
子供をどれだけ束縛しても
完全に把握することなんて
出来っこないです絶対に
だから
親もいい意味で
ある程度の子離れを
しなくてはいけない
みんな親に嘘をついて
大きくなるものなのです
汚い言葉で子供を疑う
汚い言葉で子供を罵る
これは身体的ではないけど
暴力です
だから
お父さん
あなたが息子を信じる気持ちは
本当にたいしたもの
さすがだと思います
尊敬に値する
僕は僕で
僕が出来ることは
全部するから
これを読んでいる保護者の皆さん
子供を疑うことで得られる真実もある
だけど
疑うことでそのたびに
子供の中のあなたへの
信用や安心感を
あなたはどれだけ失っているか
早く気が付いてほしい
親だから
子供に何をしてもいいなんて
大間違いです
信用しないのは
虐待と同じ
子供は
自分のことを
信用していない人を
信用することはけしてないのです
子供との関係がうまくいかないと
ご相談に来られる保護者の方も多いですが
それは
親であるあなたが
子供を信用していない
ということにあるかもしれません
思い当たることないですか?
「子供が本当のことを言ってくれない」
そりゃそうです
あなたが疑ってばかりいるから
あなたを信用していないし
そんな相手に子供が
心を開くはずがない
まずは
あなたが子供を信用しなければいけない
子供たちが嘘をついても
なぜ、嘘をつくのかな?
どんな感情がそこには
隠されているのかな
そう見ませんか?
真実よりも
注目してあげなければいけない
救ってあげなければいけない
“感情”や“心”が
子供にはあるのです
子供に嘘をつかれること
子供が自分の言うことを聞かないこと
それは問題の本質ではないのです
その裏側に何があるのか
早く気が付いてください
自分の感情にまかせて
子供に手を上げるなんて
子供を物で叩くなんて
論外です
暴力に訴えるのではなく
心を見てあげてください
保護者の方
どうか
子供を信じてあげてください
信じあう、は、そこからです
今回の男の子のように
何かを起こしても
疑うのではなく
子供を信じてあげてください