こんにちは、塾長の大久保です。
保護者の方から
「何かいい本を教えて欲しい」と
言われましたので
この本を薦めます
「子どもの心のコーチング
~一人で考え一人でできる子の育て方~」
菅原裕子
PHP文庫
僕は
この本を
何度も何度も
読みました
実際に
子供を教育する上での
僕のバイブルです
最近本当に思うのですが・・・
誰がとかそういうのではなく
世の中には
自分の子供のことを
自分の「モノ」か「友達」のように
考えている親が多いように
思います
子供は
親のモノではありません
ましてや
親の友達でもありません
あなたが思う幸せは
あなたにとっての幸せであって
子どもにとっての幸せとは
限らないのです
なのに
あなたの価値観で判断した幸せを
当然のように子供に押し付けて
生き方まで
コントロールしようとしていませんか?
子供はあなたの友達ではありません
娘とは友達のようにいたいんです
って、口にする
特に女子の子供のお母さんが多いのですが
「友達」という言葉で
子供を束縛しようと
していませんか?
私は友達だから
親に嘘をつくなんてとんでもない!って
怒り狂っている保護者が
時々居ますね
確かに
ついてはいけない嘘はあります
それはいけません
しかし
子供は大人に嘘をつきながら
親に嘘をつきながら
大人になっていくものです
嘘をつかない子供なんて
いません
恥ずかしくないのですか?
あなたは
子どもにとって「親」です
「友達」なんかではありません
仲がいい、と
友達である、は
意味が違います
友達、という言葉で
自分が裏切られないように
子供を都合のいいように操って、
子供を束縛して
自分を守ろうとしているだけでは
ありませんか?
それでは子供が不幸です
そして
子供を束縛しようとするあまりに
子どもが大切にしているものを
奪おうとしているする親が
いますね
勉強しないから
スマホを取り上げる
(スマホばかりさわって
勉強をしないならまだわかります)
自分の言うことを聞かないから
恋人と別れさせようとする
勉強ばかりをして
自分の相手をしないから
塾をやめさせようとする
こんな話を聞きますが
これは
もう最悪ですね
この話を聞いて
「そんな親がいるの?!」と
思えたら正常です
ひとつでも
該当することがあるなら
すぐに考えを改めるべきです
子供の幸せを願って
それを叶うよう応援することが
親の役目です
なのに
上に書いたことは
自分のことしか
考えていない親の
することですね
子供は
あなたのものではない
親だから
何をしてもいい
何を言ってもいい
というわけはない
極論を言えば
親として
あなたが不幸になっても
子供が幸せになるのであれば
あなたはそれを笑顔で
「本当によかった」と
受け入れるべきだと
僕は思う
子離れができない親
子供を自分のモノと勘違いしている親
自分の幸せを優先する親
少なくないと思います
あなたはどうですか?
ぜひ
この本を読んで欲しいと思います
子供の行きたい大学ではなく
親が行かせたい大学に入れてくれ
という保護者が
自信塾に入塾を希望し
面談をしましたが
その場で入塾を拒否しました
子供は夢があって
そのために勉強をするけど
子供が勉強ばかりして
自分(親)の相手をしなくて寂しいから
子供とけんかするたびに
「塾をやめなさい」と
口にする親が居ました
「私は寂しいからそう言ってしまう」と
子供に言うそうです
これこそ
自分のことしか考えていない
言葉のDVです
自分の幸せでなく
子供の幸せを
願ってください