塾長の大久保です
塾の生徒が
書いてくれた文章です
「僕のような人がいて
読んでくれて頑張れる人ができたら
嬉しいので大丈夫です」と
公表してもいいと快諾してもらって
いますのでご安心ください
「人は
自分が決意しさえすれば必ず変われる」
これは
僕の信念であり
自信塾の大事な理念です
「今」がどうであれ
変わりたい、変わろう、
そう決心し、
行動を重ねれば
必ず、必ず、
未来は、
自分がなりたいように
変わっていくのです
本当です
僕自身が
偏差値32で入れる大学など
全くない状態から勉強を始め
国立大学数学科に合格した経験からも
心からそう思います
自信塾の生徒にも
全員にそう言っています
入塾の面談の際も
同じことをみんなに
言っています
「必ず変われるから一緒に頑張ろう」
信じてくれて
頑張って
未来を変えていった生徒が
大勢います
しかし
自分一人だけで
変わろうと決心し、
行動し続けることは
なかなかできません
心が負けそうになることが
あるのです
だから
僕たちがそばにいるのです
「僕はいつも
あなたの味方だから」と
いつも
見守ってあげることが大切です
人間はうまくできていて
そこまで強くはできていませんので
負けそうなときもあります
そんなときに
最も必要なことは
受け入れてくれる人がいる
存在を認めてくれる人がいる
ことだと思います
そうやって
温かく迎え入れてあげる
そして
一緒に前を向いて
歩んでいくことができる
そんな存在が必要です
そして
まだ在籍しているのですが
未来を大きく変えようとしている生徒が
居ます
この塾長日記に
何度も登場しているのですが・・・
その生徒は
高校生で不登校になりました
いろんな塾に入っては
なかなか長続きしなかった
もう
勉強をしても意味がないと感じ
家に引きこもって
ゲームばかりをして
昼夜逆転の生活を続けてきました
人生を
「なんとかしないといけない」
そうは思ってはいたけど
一体どうすればいいのかわからない
何からどうすればいいか
全く分からない中で
悶々とした日々を過ごしていた
そんな生活をしていました
そんな中
お母さんが
自信塾のHPを見つけてくれて
ご相談に来られました
「もう、私も
どうしていいのかわからない」
そう涙を流して
おっしゃられていました
そんな彼と
初めて面談をさせてもらったとき
言葉少なで、
声もけして大きくない
でも
なんとかしたいと思っている
そんな彼の気持ちを
感じました
彼は、けして
気持ちを前面に出す人間では
ないけれど
確実に、なんとかしたい、と
感じていることを
僕は感じました
そんな彼が自信塾に通いたい、と
思ってくれて
入塾をしてくれました
が
お母さんは
「いつまで続くのか、またすぐに
辞めるのではないだろうか」
そう心配していたそうです
無理もない
だって、他の塾で
何度もすぐにやめてきたから
お母さんは心配したそうです
しかし
彼は少しづつ変わり始めます
昼夜逆転の生活が
一人で朝起きれるようになりました
こちらから
何も言わなくても
ゲームする時間が減りました
「やめようとしてやめたんじゃなくて
勉強を復習する時間が必要だから
ゲームする時間が減った」
だそうです
ある朝、
彼が自分で起きて
カーテンを自分で開けていたことが
あったそうです
お母さんが嬉しくなって
僕に感激のLINEをしてくれたこと
今でも覚えています
ちなみに
数学は僕が教えていますが
数学は
中学数学からのスタートです
20歳の彼が
中学数学から始めましたが
彼は本当に真剣に
勉強と向き合いました
生活リズムが元に戻ったこと
自分で進んで塾に来れること
そして何より
笑うようになったこと
お母さんは
面談で「彼の変化」を
本当に嬉しそうに
お話してくださいます
彼が塾に来るようになって
1年が経ちました
1年続いたこと
夢を追いかけるようになったこと
どんどん勉強を進んでするように
なったこと
それら
全ての変化は
彼が決意し行動したからです
ゲームばかりして
昼夜逆転の生活をしていた彼が
毎日自分で塾に来るようになり
医学部を目指して
頑張っています
数学は
中学数学から始めた彼ですが
数学ⅠAⅡBまで終わり
河合塾の記述模試で
偏差値も60にまでなりました
医学部に行くには
まだまだ内容もレベルも
十分とは言えませんが
時間をかけてゆっくりと
合格へ向けて歩んでいこうと
思っています
彼が医学部に合格できるよう
それまで
自信塾が責任を持って
お付き合いさせてもらいます
勉強ができることは
大切です
でも
勉強ができることよりも
自分で行動して
自分を変えることができる経験が
できたことは
一生「自己肯定感」として
生きる力となって
彼の心に
残り続けると思います
数学の問題が解けることよりも
よっぽど
大切なことです