塾長の大久保です
国立大学2次試験を受ける
自信塾の生徒全員へ
塾長として
最後の言葉を贈りたいと思います
まず、試験ですべきこと
予行演習を
何度もしてきましたから
十分自覚していると思うのですが
数学の試験が始まってから
まずすべきことは
全問題を見渡して
「完答すべき問題」
「部分点を狙う問題」
「手が出ない問題」
を〇、△、✕、で分類して
「解く順番」と、
「時間配分」の
戦略を立てることです
そして
その戦略で〇をつけた問題から
「確実に解く」ことに専念しましょう
「これはきっと解けるだろうから
他の問題をやってから
あとで戻ってこよう」は
絶対にダメです
戻って来れる保証がないからです
だから
戦略を立てる上で〇をつけた問題から
確実に解きましょう
次に
理系数学の場合は
数Ⅲの微積分が必ず出ます
関数を
「微分するとき」
「積分するとき」は
スピードをかなり落として
慎重に計算しましょう
そして、
計算した後は
「計算ミスをしている」と疑って
計算過程を確認しましょう
特に、
微分の計算で計算ミスをすると
大問がふっとぶことがありますから
要注意です!
そして、解いているときに
もし
ペンが止まって
どうすることも出来ないときは
それまでに求めた数値の意味や
それまでに解いた小問の意味を
考えましょう
「なんで阪大は
(2)でこの不等式を証明させたんやと思う?」と。
そう、
俺が授業で君たちに問うてきた言葉ですね
多くの場合
数学の問題には
ストーリーがあります
小問で設定されたハードルには
全て作問者の「意図」があるのです
ペンが止まったら
その「声」に耳を傾けてみましょう
そこから
切り開けることも
少なくありません
いいですね
数学の話はここまで
ここからは
僕が一番言いたいこと
入試もそう、
全ての勝負事で
最も大切なことは
精神力です
分析することも大切ですが
分析したことで得られる知識を
「運用する」には
精神力が必要なのです
そして
同じ能力を持っている人間が
いたとしても
精神力の違いで結果が変わってくるのは
これが原因です
試験中の
不安や心配など
負の感情は
あなたの足を引っ張るだけです
もし
心の中が
負の気持ちの雲に覆われ始めたら
ペンを置いて
心の中をリセットしましょう
「おれは必ず解ける」
そう心の中でつぶやきましょう
この試験は
怖いものではなく
これまでの努力を点数化できる
またとない「チャンス」なのです
世の中に出たときに
自分の能力を点数化して
評価してもらえることは
そう多くありません
もっといえば
能力があっても
正当に評価してもらえるかも
疑わしいのです
でも
明日の試験は
あなたの能力をきっちり点数化して
評価してくれるのです
だから、明日の試験は
嫌なことでなく
自分に能力があることを
最大限に主張するチャンスであるのです
これまでの頑張ってきた自分を
思い出して
「俺は頑張ってきた!!!」と
答案に大声で主張してきましょう
最後に。
あなたがこの25日を
無事に迎えることができたのは
あなたの力だけではありません
もっと言えば
合格すれば進学できるのは
あなたの力だけでは
叶えられません
全て
あなたを支えてくれる人が
いてくれたからですね
その人はきっと
あなたの知っているところでも
そして
あなたの知らないところでも
大きな苦悩・苦労を抱えて
ここまできました
その人は、ただただ
「あなたの未来が輝かしいものになるために」と
自分がどれだけ辛くても
あなたのためだけを思って
あなたを支えてきました
あなたが無事にこの日を
迎えられるのは
紛れもなく
その人の「思い」のおかげです
試験を受ける前に
想像してください
あなたが合格すれば
その「思い」であなたを支えてくれた人が
どれだけ喜んでくれるのかを
けして
その人のために合格してって
言ってるのではありません
合格するのは
あなたの人生がより豊かに
なるためなのだから
でも
あなたの合格で
その人を
とびきり幸せにすることができる
それを忘れないでくだい
僕は
試験前に自分に声を掛けられるなら
こう言います
「これまでの努力は
何も間違ってない
全力で力を出しておいで!
キミが思っている以上に
未来は輝いてるからね!」と。
あなたも
ぜひ耳をすましてください
未来のあなたが
あなたにささやいてるかもしれません
「大丈夫、頑張っておいで」って
願うものがある限り
あなたの可能性は
果てしない
期待しています