塾長の大久保です
浪人生の激動の時代を
一緒に過ごした仲間がいます
木村です
その木村と
大阪へ帰る東京駅で
お酒を飲んできました
ほんの2時間だけ
会うことになりました
じつは木村とは
小学校から中学校まで一緒で
高校は、
木村君は頭が良かったので
僕とは違う
頭いい高校に進学しました笑
それ以来、
少しずつ距離ができていき
一緒に遊ぶこともありませんでした
さて、
僕は、高2から
受験勉強を始めたのですが
そんなある日の
図書館からの帰り道
その日は
何か理由はわからないけど
いつもと違う道で帰宅していました
なぜあの日、違う道で帰ったのか
未だにわかりません
またその日、
じつは木村も
バイトの帰りに
いつもと違う道で
帰宅していました
そんな二人が
ばったり出くわしました
その2人が
なぜ違う道で帰宅し
しかも
木村はバイクだったので
ほんの10秒ずれていても
出会うことはありません
そのお偶然出くわした
高校2年生の日から
再び関係が始まり
今に至ります
一緒に浪人し
木村は、
有名私立大学経済学部に進学し
僕は
国立大学教育学部数学科に進学
お互いが大学生のの時も
お互いが社会人の時も
連絡を取り合っては
いろんな話をしていました
あの浪人のときから
もう20年近くたちます
20年たっても
「一緒に模試を受けに行ったな」と
あの頃の話を
まるで昨日のことのように
笑いながら語り合えること
カップラーメンを買うかどうか
2人で悩むぐらいお金がなくて
「あの頃はお金なかったな」
と言えるぐらい
今はお互い少しはお金を持つようになって
ワイン片手に
懐かしむ心を分かち合える友がいること
なんであの日
2人ともが違う道を選び
あの時間にあの場所を
通ったのか
いまだに2人ともが
わからないのですが
「きっと20年たってもこうやって
語り合えるってことは
そうなるように
決まっていたのかもしれないな」
そんな風に思えるのです
そんなことを
お互いが感じあえる
僕は幸せ者ですね
木村、ありがとう!
これからも、よろしくな!