塾長

ふたばの気持ち  ~「とんび」を見て~

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塾長の大久保です

 

 

毎日、1話ずつ

「とんび」を見ています

 

 

子供の気持ち

親の気持ち

親子の気持ち

その気持ちのすれ違い

 

 

 

いろんなことを

このドラマは

見せてくれ

考えさせてくれます

 

 

 

こんな話がありました

 

 

 

植物の芽がでるとき

ふたば、が出ますよね

 

 

その「ふたば」は

植物が育って

花を咲かせる頃には

枯れてしまっています

 

 

 

せっかく

花が咲いても

ふたばは

その花を見ることが

できません

 

 

 

こんなシーンが

あったのですが

 

 

 

僕はそのシーンを見ながら

思いました

ふたばは

どんな思いを持って

枯れていくのだろう

 

 

 

自分は

花を見ることが

できないことに気が付きながら

どんな思いで

成長していく茎を見上げて

いるのだろう

 

 

 

 

僕の母は

僕が19のときに

38の年齢で

この世を去りました

 

 

 

僕は

その旅立ちの時に

その場には居なかったのですが

母は、浪人生の僕を

どんな思いを感じながら

旅立ったのだろう

 

 

 

今の僕や

理一朗を抱く妻を見たら

母はどんな気持ちに

なるのだろう

 

 

 

そして

 

 

僕は

理一朗や妻を残して

人生を閉じるとき

どんな気持ちになるのだろう

 

 

 

そのときまでに

理一朗が

誰かに媚びへつらって

生きていくのではなく

自分の信念のもとに

腕一本で食べていける男に

なってもらいたい

そして

心から大事と思える人を見つけて

その人を

精一杯大事にして守れる男に

なってもらいたい

 

 

 

そうか

もしかすると

ふたばは

そんな希望の気持ちの元に

枯れていくのかもしれない

 

 

 

太くしっかり伸びていく

茎を見上げながら

そんな気持ちなのかもしれない

 

 

 

 

いろんなことを

考えさせてくれた

「とんび」でした

 

 

 

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