塾長

不謹慎だとしたら、ごめんなさい。でも、書かせてください。

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塾長の大久保です

 

 

ここに

こういうことを

書くべきか否かは

わからないけど

書かせてもらうことが

何か彼らの想いを遂げることに

近づけるような気がしたので

素直に書きます

 

 

 

遊覧船で

犠牲になった人たちの中に

結婚をする予定だった2人が

いたそうです

 

 

男性の車の後部座席から

手紙が出てきたそうで

彼女へ向けての手紙でした

 

 

 

僕も、かつては

心から人を愛する時間を

過ごしてきましたので

お二人の

喜びに満ちたお気持ちは

僕なりにわかります

 

 

 

だからこそ

思うのです

 

 

沈みゆく船の上で

2人は

どんな思いだったのだろうと

 

 

 

「絶対に助かろうな」

 

 

 

そう言いあったに

違いない

 

 

 

僕も一度だけ

命を

失いかけたことがあります

 

 

 

 

コロナに罹った昨年の夏

救急車が来るまでの時間に

呼吸が出来なくなりました

 

 

 

 

息が吸えないのです

吸おうとしても

少ししか吸えないのです

 

 

 

直観的に

「あ、死ぬんだ」

そう思いました

 

 

 

何もできないまま

意識が遠のいていきました

 

 

 

そこまでしか

記憶にありません

 

 

 

 

そして

なぜかわかりません

本当に

なぜかわからないのですが

意識を取り戻しました

 

 

 

 

気を失っていた時間が

どれぐらいだったのか

それもわかりません

 

 

 

でも

意識を取り戻したとき

涙が止まりませんでした

 

 

 

それは

意識を取り戻したことの

喜びからくるのではなく

そんな喜びを感じる間もなく

何の感情もないまま

ただただ涙が

止まりませんでした

 

 

 

 

意識を取り戻して

最初に沸いた感情は

 

 

 

「理一朗のことを

皆にお願いしなければいけない」

そう思いました

 

 

 

次、いつ気を失うかわからない

次、気を失ったら

戻ってこれるかわからない

だから

理一朗のことを

お願いしなければいけない

 

 

 

 

そう思い

ありったけの文章で

各方面の親友に

LINEを送りました

 

 

 

ありがたいことに

それ以来

気を失うことはありませんでした

 

 

 

救急車で運ばれて

検査を受けて

コロナで

重度の肺炎になっていて

入院をしました

 

 

 

僕の41年の人生で

最も死に近かった瞬間でした

 

 

 

僕は戻ってこれた

だからこそ

思うのです

 

 

 

2人が

どれだけ無念だったろうと

 

 

 

愛し合っていた2人だから

未来に

いろんな想像を膨らまして

希望に満ち溢れていたに

違いないのです

 

 

 

なのに、です

本当に胸が痛いです

 

 

 

彼らが愛し合って

いつかもし、

赤ちゃんがお空から

彼らを選んで

産まれてくる未来があったのなら

その尊い営みも

彼らから奪ってしまったのです

 

 

 

命は

これまでの全てを

受け継いで

繋がっていくものです

 

 

 

だから

命を奪うことは

それまで受け継がれてきた

途方もない数の人達の

全ての想いを

断つことなのです

 

 

 

それだけ

重いことなのだと

僕は思います

 

 

そして

その船に乗ることを

提案したのは男性だったそうです

 

 

きっと

きっと

「ごめんね」と

女性に思っているのでは

無いでしょうか

 

 

だから

言いたい

 

 

あなたは

何も悪くない

 

 

彼女を喜ばせようと

サプライズで企画をして

彼女と乗って

船の上で

求婚をする予定だったそうです

 

 

そう

あなたは

彼女の喜ばせたかったんですよね

 

 

あなたは

彼女と一緒に

幸せになりたかった

それだけですよね

 

 

あなたは

何にも悪くないし

きっと

彼女もそれは

わかってくれていると思います

 

 

だから

自分を責めないで欲しい

僕は願います

 

 

 

この事故を

「かわいそうだね」とか

「ご冥福をお祈りいたします」とか

もちろん、

そういう言葉でもいいのだろうけど

 

 

 

沈みゆく船の上で

彼らが

どれだけ無念だったかを

僕なりに思って、

僕なりに感じて

それを

僕なりに書せてもらうことが

何か彼らの想いを遂げることに

少しだけでも

役に立つんじゃないかな、と思ったので

書こうと思いました

 

 

 

不謹慎だと

思われる方がいたなら

すみません

 

 

 

どうか

どうか

2人の世界で

幸せになってくれることを

祈っています

 

 

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