塾長の大久保です
上本町校の
とある生徒のお話です
これから詳しく書きますが
そのお手紙を
よませてもらったとき
涙が出ましたね
本当に素晴らしいのです
その生徒は
医学部に向けて
毎日必死に努力をしています
元々、
看護師を目指していたのですが
ある日、
本当は看護師ではなく
医師になりたいと
気持ちを伝えてくれました
ならば
医学部へ行こう！と提案し
ご家族も応援することを
決意くださって
一念発起し
医学部へ向けて頑張っています
もちろん、
医学部に行くには
数学も数Ⅲをしなければいけない
しかし
数Ⅲのことなんて
何も知らなかった彼女ですから
数Ⅲも１から教え始めました
ムゲントウヒキュウスウ？
って感じでしたね
そんな彼女でしたが
今では
地方国公立大の問題なら
数Ⅲの積分だって
解けるレベルになりました
かなり厳しく
彼女に数学を教えている
僕が言うのもなんですが
これまで
本当に、大変だったと思います
彼女が
必死に努力をしてきたのが
予習のノートや
問題を解かせてみたときに答案や
・・・いろんなところに
ちゃんと現れています
もちろん
まだまだです
まだまだというのは
「まだまだ出来ない」のではなく
「まだまだ成長できる」
彼女は
これから飛躍的に伸びると
心から思います
これまでの道のりは
相当大変だったと
思いますが
彼女はちゃんと僕の言う通りに
ここまで歩いてきてくれました
それだけでも
数学担当の僕からすれば
素晴らしいことなのです
誇らしいお話なのですが
じつは、
素晴らしいお話は
これだけではありません
彼女には
妹さんがいます
毎日毎日、
勉強を頑張る彼女の姿を見て
その妹さんが
彼女にお手紙を書いたそうです
彼女は
妹さんからのそのお手紙が
嬉しすぎて
僕にみせてくれました
それがこれです
（妹さんの了解は得ています）
泣いてしまいました
このお手紙
妹さんは
きっと
姉である彼女の
いろんな姿を見てきたのだと
思うのです
姉が勉強を頑張る姿
姉が希望に溢れている姿
姉が涙を流している姿
・・・・
姉が本気で勉強をする
日々のいろんな姿を見て
妹さんは
いろんなことを
感じたのでしょう
素晴らしいのは
姉のその姿を見て
妹さんは
自分の夢への道を
歩くエネルギーに変えました
頑張る姉の姿を見て
私も頑張らなきゃ、と
彼女は
妹へ伝えたいと
思っていたわけではないと思うのですが
ひたむきに頑張る自分の姿をもって
妹さんに大切なものを
伝えることができました
言葉じゃ
それほどうまく伝わらないのに
黙っていても
伝わることもあるのです
黙っていても伝わることは
直接、心に染みていくものですから
妹さんの心に届いたものは
妹さんのこれからの人生で
ずっと残って
ずっと影響し続けることでしょう
手紙を読ませてもらったとき
そんな気持ちを覚えました
このあと、
彼女が医学部に合格したとき
妹さんの目には
どのように映るのでしょう
妹さんの心には
どのような景色が広がるのでしょう
努力は実るんだ
頑張ったら叶えられるんだ
この、
人として
とても大事なことを
彼女は妹さんに身をもって
教えることになると
思います
こうやって
大切なことが
伝わっていくこと
それが
言葉ででもいいのだけど
言葉でなく
彼女自身の
背中を見せることで
それを妹さんの心に
伝わっていくこと
本当に素晴らしいと
思います
お手紙の中に何度も
でてくる言葉
「お姉ちゃん、大好き」
この言葉には
お姉ちゃんを応援する気持ちや
お姉ちゃんを尊敬する気持ちや
多くの感情が含まれているのだと
僕は思います
妹さん
きっと
“心の豊かな保育士さん”に
なれると僕は強く思います
応援しています！
