塾長

世界恐慌から、思うこと

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塾長の大久保です

 

 

1929年10月24日

そう、今日です。

 

 

みなさんご存知だと思います

 

 

アメリカで株価が大暴落し

100兆円ものお金が

一瞬にして消えたと言われる

世界恐慌です

 

 

いろんな説がありますが

 

 

信用買い、といって

株価の10%分だけ納めれば

株を買えるというシステムが

採用されました

100万円の分の株を買うのに

10万円だけ入れればいい、

そんなシステムです

 

 

もうお分かりと思います

お金が実際に伴わない

実体のない売り買いが行われ

どんどん株価が上がっていくのです

それを見て

また信用買いで取引され

また上がっていくのです

 

 

そして

 

 

 

相場師というものが登場し

株の専門知識が無くても

株の取り引きが容易に出来るようになり

一般の市民が

手を出すようになりました

多くの一般市民が

全財産を株に投入し

安泰な将来を期待しました

 

 

 

1920年ころから

株価は3倍となり

市民の平均所得も2倍になり

いわゆる、イケイケドンドンの

時期が続きました

 

 

しかし

とあるきっかけが

崩壊の始まりとなります

 

 

イギリスの金融機関である

イングランド銀行が

1929年9月22日に

金利の引き上げを発表しました

 

もちろん

アメリカの市場にあるお金は

一気にイギリスに

流れることになります

 

 

それでも

アメリカの投資家は

楽観視し

株を買い続けました

 

 

しかし

まだまだ株価は下がり続けました

 

 

そして

10月24日

午前10時の取引開始と同時に

全面安ではじまりました

取引所はパニックとなりました

 

 

 

僕が読んできた本によると

端的に言えば

こんなところなのですが

 

 

 

経済など

何も知らない

ましてや株などしていない

僕がいえることでは

ありませんが・・・・

 

 

 

信用買いのシステムが

経済的にも数学的にも

好ましくないのはいいとして

 

 

それよりも

問題と思うのは

 

 

あくまでも

僕が考えることなので

一般論ではないのですが

 

 

 

株で一儲けしようと

本業以外に手を出して

欲を出したところ

だと思うのです

 

 

 

本業があるにもかかわらず

それ以外の手段で

富を得ようとしたところ、です。

 

 

 

他の記事で書きましたが

人には全員に

“使命”があると思います

 

 

命を使ってでも

すべきこと、です

 

 

自分の仕事を

心底楽しいと思って

やりがいを感じてしているひとは

その仕事がきっと

使命なのだと思います

 

 

それをすべきなのに

それ以外に手を出してしまった

そこが問題だと

思うのです

 

 

 

僕の使命は

数学を教えること

数学を教えることで

一人でも多くの若者の夢を叶えること

数学を教えることで

一人でも多くの若者に

“使命”を気が付かせること

だと思うのです

 

 

この仕事で

お金を儲けようと

思ったことは

ありません

 

 

自分のこの使命を

日々貫くことで

ふと気が付いて振り返ったら

そこに

お金が貯まっているいる、のです

 

 

だから

これを読んでいる生徒や保護者の方は

お分かりと思いますが

自信塾は他の塾と違って

「授業をどんどんとりましょう!」といった

営業じみた謎の面談は

一切ありませんよね

 

 

授業は

必要な時に必要な分だけ

とればいい、

生徒が成長するのは

授業だけでなくて

授業を受けた

そのあとの自習が最も大切なのです

 

 

授業を受けなくていいのでなく

授業を受けた後の自習が大事なのだから

授業はできるだけ少ない方が

いいに決まっているのです

 

 

これが真実なのに

保護者や生徒の不安を煽って

授業をとらせる塾が

どれほど多いことか・・・・

 

 

話はそれましたが

 

 

とにかく

自分の使命から

はなれるようなことは

すべきでない

ましてや

使命と関係のないことで

富を得ようとするのは

好ましいことではない、と思うのです

 

 

ちなみに

勘違いして欲しくないので

書くのですが

儲けることが

悪だとはいってませんからね?

すべきことをして

儲けるならそれでいいのです

 

 

 

世界恐慌の裏側には

そんな問題もあるのではないかと

(僕個人が勝手に)思うのです

 

 

 

お金は

追いかける物ではなく

自分がすべきことをし続けて

ふと振り向いたときに

そこにあるもの、だと思います

 

 

 

生徒には

そんな大人になって欲しいと

思います

 

 

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