塾長

まさか、見つかるとは・・・・

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こんにちは

塾長の大久保です

 

 

もう25年前でしょうか

高校生の頃、

友人と一緒にバイトしていました

その頃は、

時給700円ぐらいだったと思います

 

 

じつは、そのころ

欲しいギターがあって

その時給700円のバイトを

頑張っていました

 

 

当時、

YAMAHAから発売されていた

VG-STANDARD というギターです

CHAGE&ASKAのASKAモデルでした

 

これですね、右のバイオリン型のギター

 

(実際にASKAが使っているのは

VG-CUSTOMってやつです)

 

 

 

 

 

もう、

めちゃくちゃ欲しくて欲しくて

YAMAHAのギターのカタログに

穴があくんじゃないか、

という程、見ていました

 

このページですね

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高校の授業なんか

全く聞かずに

授業中、MDを聞きながら

このカタログを堂々と机の上において

自分がこのギターを手にするのを

夢見ていました

(先生、本当にごめんさない笑)

 

 

そして、

貯金は貯まっていき・・・

高1の夏、

とうとう買うときが来るのです

 

 

 

もう、今でも

あのドキドキは忘れません

家から駅に向かい

南海電車に乗って難波に行き・・

もう、ドキドキドキドキ・・・笑

 

 

そして

手に入れたギターです

もう、

弾いては拭いて

弾いては拭いて

 

弾くために買ったのか

拭くために買ったのか

わからないぐらい拭いてました笑

 

 

これが僕の人生での

初めてのギターです

 

 

そのギター、

じつは僕の不注意で

ぶつけてしまったことがあります

ボディーのトップです

 

 

 

そして、

ギター生活も時間が経ち

高校2年生の夏、

僕は大学受験を決意し

そのギターを売却することにしました

 

 

自分に対するけじめ、ですね。

 

 

そのギターが

その後、

どんな人生を送ったのか

僕には知る由もありませんでした

 

 

 

あの頃、

本当は手放したくなかった

本当はずっとずっと

弾いていたかったんです

手元に残ったのは

カタログだけでした

 

 

それから僕は

念願だった国公立大学に合格し

卒業したあとは

夢だった

「数学を教える仕事」にも就きました

 

 

 

 

昨年、

タワーレコードさんで

ASKAのイベントがあって

実際にASKAが使っているギターの展示が

ありました

 

 

見に行ってきました

 

 

 

 

 

これこれ

 

このギターで

どれだけ多くの人間が

感動するコンサートをされてきたかと

思うと、

見てるだけで泣けてきそうでした

 

 

 

きっと

多くの人にわかってもらえると

思うのですが、

42歳になった今でも

・・・・欲しいわけです

あの日手放してしまったギター

 

 

あの日、

大学受験のために

手放したこのギター、

夢を叶えることが出来た今

まだ欲しいわけです

 

 

 

そして

なんとですね、、

( 経緯はいいとして(笑))

見つかりました!!!!

 

 

あの日、僕が

手放したギターです

 

 

何で分かったのか、

そう、

僕が不注意にぶつけてしまったあの傷

僕にしかわかりません

 

 

 

だから

おかえりなさい、です

そして

あの日、けじめのためにでも

手放してしまって

本当にごめんなさい、

あなたがどんな人生を歩んだか

僕にはわからない

あのときピカピカだった金具も

今では傷だらけになってしまいましたね

でも、それでも

僕の中では、

あなたはあの日のままです

 

また、一緒に歩ませてください

 

本当におかえりなさい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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