塾長

理系学部合格者向けに大学の数学を教えました

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塾長の大久保です

 

 

今日は

医学部、薬学部、獣医学部を除く

理系学部の合格者向けの

大学の数学の授業を行いました

 

 

位相空間論など

いろんなことを教えたかったのですが

今年は少し我慢して笑

特に解析学の基本となる内容に触れました

 

 

数Ⅱ、数Ⅲで扱う曲線の接線の公式を足掛かりに

テイラー展開、マクローリン展開を説明し

そこからオイラーの公式を証明、

さらに

定義域を複素数へ拡張したときに

これまで

見たこともないことが起こることを

目の前で紹介しました

 

 

 

大学の数学は

こんなに難しいんだよ?!

ということを

言いたいのでは全くありません

 

 

 

扱う数の世界を

複素数まで拡張すると

これまで「常識」と思っていたことが

通用せず、

自由に飛び回れる世界が

一気に広がることを実感してもらいたい

これが真の目的でした

 

 

窓の外の世界が

思っている以上に広大である

それを感じて欲しかったのです

 

 

 

そして

大学で数学を学ぶ上で

とても大切なことを

お話させてもらいました

 

 

 

数学の内容を紹介することよりも

大学で数学を学ぶ上で

どのような態度で挑めばいいのか

この話の方が彼らに伝えたかった、

というのが正直なところです

 

 

 

こう言うと怒られそうですが

受験勉強の数学など

大学で学ぶ数学からすれば

ゴクゴク狭い範囲であり

レベルもゴクゴク優しいものです

 

 

しかし

その受験数学の内容が

基本となることは事実であり

そしてこれから

そのゴクゴク狭い範囲から

扉を開けて

とてつもなく広い世界へ旅立つ若者を見ていると

 

 

晴れ晴れした期待する気持ちもあり

でも

そのよちよちした足取りに

心配な気持ちもあり

 

僕が数学を教えてきたはずなのに、というか

僕が数学を教えてきたからこそ

彼らには

親のような気持ちになってしまい

子離れできない親のような・・・

そんな感じでもあります

 

 

 

 

とにかく

数学をしっかり学んだ上で

自分の好きなことや

自分のしたい研究に対して

大暴れして欲しいと思います

 

 

 

「大学って本当に楽しいです!」

というLINEが来ることを願ってます

 

 

 

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