塾長

息子が手術を受けました

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塾長の大久保です

 

 

 

じつは先日、

息子が手術をしました

 

 

息子の理一朗(左)

父親の進一朗(右)

 

 

 

 

担当の先生曰く、

息子の病は

たいそうなものではなく

小さい子にはよくあるものだそうで

手術も

30分ぐらいで終わるものだそうです

 

 

 

と言われていたせいか

手術など経験のない僕も

そんなに大ごととに思うこともなく

手術当日を迎えました

 

 

 

阪大病院の個室に入り

着替えた息子を

手術室の入り口のところまで

見送って行ったのですが

 

 

 

それまで

いつも通りだった息子が

いざ手術室に行くとなると、

息子が僕に抱っこをせがみ

抱っこをされた息子は

僕から離れようとしませんでした

 

 

 

見慣れない場所で

見慣れない大人たちに囲まれて

きっと

不安になったのでしょう

 

 

 

僕を抱きしめる息子の

手と足の力は

いつもの抱っことは違って

とても力強く

 

その力強さは

息子の不安な気持ちの

現れなんだと気が付いたとき

僕の心の中に

 

 

急に

息子を愛おしく感じる気持ちが

溢れて

 

 

「今から理一朗は

手術を受けるんだ」と思うと

思わず

泣いてしまいそうになりました

 

 

 

僕がここで泣いたら

息子は絶対に僕を離れないと思い

「飛行機も、りっくんのことを

見てくれてるから頑張っておいで」

と、

理一朗を妻に預けました

 

 

最後まで僕を離さない理一朗

その手が僕の服を引っ張り

寂しそうに僕を見る目を

僕は作り笑顔で見つめて

見送るしかありませんでした

 

 

 

看護師さんに抱っこをされた息子は

JALの飛行機のおもちゃを

しっかりとにぎりしめて

僕をずっと見つめながら

手術室へと入っていきました

 

 

 

まさか、直前で

あんな感情がこみ上げるとも

思っていませんでした

ダメな父親です笑

 

 

術後、先生から聞いたのですが

息子は

麻酔のマスクをつけるときまで

JALの飛行機を

離さなかったようです

 

 

 

無事に手術は終わりました

 

 

先生には本当に感謝です

 

 

 

 

僕の生徒も、たくさん

お医者さんになって活躍していますが

息子の担当の先生に

心から感謝する気持ちが大きい分

改めて、

自分の仕事の重さを感じました

 

 

 

そして

息子の心を最後まで

支えてくれたJALの飛行機に

感謝です

 

 

 

 

理一朗、よくがんばった!

 

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