塾長の大久保です
僕には
75になる叔父さんがいます
現役の時は
世界を飛び回る大きなお仕事を
していたそうです
イランイラク戦争のときは
イラクのバクダッドにいたそうで
バスで空港へ向かう上空を
光るミサイルが
飛んでいったのを見たそうです
身近でミサイルが落ちる音を聞いたり
自分の真上をミサイルが飛んでいるのを見たり
戦争を肌で感じて
体中が震えたそうです
この歌を聞きながら
読んで欲しい
(5) [MV] 世界にMerry X’mas / CHAGE and ASKA – YouTube
今、
日本に住んでいる僕らが
ミサイルが飛んでくる日常を
想像することは
そう簡単なことではない
ニュースで見る
破壊された街などの光景は
大変なことだと思っていても
僕らにはどこか他人事で
次の違うニュースを見るときには
もう忘れているのも無理はない
でも、
これはどうだろう
想像して欲しい
幼いわが子が
停電した暗い部屋で
零下の寒さに震えて
夜を明かす姿を
想像して欲しい
幼いわが子の手が
いつ落ちてくるかもわからない
ミサイルに怯えて
少しの物音にも
震えている姿を
少なくとも僕は
1歳半の息子の
その姿を想像するだけで
胸が張り裂けそうになる
それが
同じ空の下で
起こっている
戦争を
肯定するわけではないけど
大人たちが
大人たちの正義を振りかざして
大人たちで争うのは
大人たちだけですればいい
子供を
巻き込むのは
本当に
やめてくれないだろうか
その子供の心に残る傷は
たとえ戦争が終わって
指導者たちが握手するその手では
もう元に戻すことも
癒すことも出来ないと
思うのです
僕らの願いを
次の時間に受け継いでくれる子供たちが
どうか
寒さや、飢えに
苦しむことのない世界となることを
子供を持つ親として
切に願うのです
僕らが、その戦争に対して
この日本で
何かできるわけではない
でも
同じ空の下で
寒さに震えている子供がいることを
忘れないでいること
それが
大事だと思うのです
みんなで優しくなりたい
みんなで幸せの顔をして
僕は、
寒さで震える子供たちに
毛布を届けようと
思います