奈良教育大学数学科合格 AIさん 合格体験談

「数学の先生になりたい」という夢を私が見つけられたのは大久保先生のおかげです。


私はこの春から奈良教育大学の数学科に進学することが決まりました。

私が初めて大久保先生の授業を受けたのは高校2年生の7月でした。その頃の私は定期考査の一週間前になったら問題集のテスト範囲のページを解いてその解き方を丸暗記してテストに挑むような「定期考査のための勉強」だけをしていて、学校の授業を受けて分からないことがあってもテスト前に何とかしようと後回しにして、結局は後回しにしたことも忘れてテストに挑んだ事もありました。

心のどこかでそろそろ勉強しないといけないなと思っても、まだ高校2年生だし、周りも勉強していないし、そもそも何をしたらいいのかも分からないというような状態でした。そんな時大久保先生に定期考査のテスト結果を見てもらい、「これは何とかしないといけない!」ということになり数学を大久保先生に担当していただくことになりました。

その時、大久保先生が「高2の夏休み前でほんまに良かった!今やったらまだ間に合うから、俺はめちゃくちゃ厳しいけど絶対成績上げたるからついておいで!」と言ってくださいました。

「大久保先生のその言葉を信じて頑張ろう!」と

私は心に決め私の受験勉強はスタートしました。

それから大久保先生の授業が始まりました。
定期考査で全く解けていなかった数Ⅲの微分積分の内容を以前まで私がしていたようにがむしゃらに公式を丸暗記するのではなく、なぜそうなるのか、なぜこの公式が成り立つのかというところまでとても丁寧に授業してもらいました。

「次の定期考査で100点を取ろう!」と2人で目標を掲げその目標のために大久保先生が私のためだけに作ってくださった数学のプリントを何度も何度も練習しました。

その結果は、努力が見事に実りました。
大久保先生に担当してもらってから初めての定期考査の試験中、どの問題を見ても

「大久保先生の授業で教えてもらった問題だ!」
「プリントで何回も練習した問題だ!」と

スラスラ解く事が出来ました。試験時間中に感じたそのときの感動と嬉しさは今でも忘れません。

そして結果は、前回の点数56点から42点も上がりなんと98点でした。

「頑張ったら自分でも出来るんだ!」
「頑張って良かった!」と

自信を持つことができ、

「もっと勉強をしたい!」
「次こそ100点が取りたい!」と

定期考査で努力して結果が出たことでますます勉強に対するやる気が出ました。

そして私は「数学の先生になりたい!」「大久保先生のようになりたい!」と思い、その思いが夢となり目標となりました。そして、夢を叶えるためにさらに一層、努力をしました。その後も定期考査では安定して9割が取れるようになり、大久保先生との授業も学校の先取り学習を終え受験勉強へとシフトしていきました。

受験勉強にシフトしてからは大久保先生がオリジナルで作ってくださった単元別のプリント「プロローグ」を中心に授業が進みました。そのプリントを調べることをせずに事前に予習してから授業を受け、理解してからその後復習をするのですが、予習の段階では解くことが出来ない問題が多く落ち込むことも多々ありました。その度に、いつも大久保先生は

「解けないことはダメなことじゃない。そのために俺の授業があるんやから!授業でいっぱい学んだらいいねん」と

言ってくださりました。

その度に定期考査の経験を思い出し、初めは出来なかったけど大久保先生の授業を受けて何度も練習したらできるようになったんだから大丈夫!と前向きな気持ちになることが出来ました。

私は問題を見るだけですぐに解き方が頭に浮かぶぐらい何度も何度もプリントの問題を練習しました。私の「プロローグ」プリントには解いた日付けと解けたか解けなかったかを記す○、×を書いています。よく間違える問題は何度も練習してプリントに余白が無くなるぐらい日付けと○、×で埋め尽くされていました。

この頑張った証が詰まった「プロローグ」のプリントは私の宝物です。

その後模試の成績も良くなり、どんどん数学が好きになりました。数学が好きで、つい数学ばかり勉強していた時期もありましたが、高校3年生の夏前から他教科にも均等に時間をかけるように心がけました。

自信塾では数学の他に英語と化学を教えていただいていました。

英語は元々苦手意識があったのですが自信塾で長文に出てきやすい単語をたくさん教えて頂いたり、長文の読み方や長文を読むための文法を1から説明してもらって長文が読めるようになり、苦手意識が無くなって自ら進んで英語の勉強をするようになりました。

化学は、私が正確に理解しているのではなく「何となく知ってる」というような状態だったので、担当の山崎先生が作ってくださったオリジナルのプリントで1から全て説明してもらって参考書がぼろぼろになるまで何度も何度も練習しました。

その結果、化学の理解度が上がり、化学が好きになりました。

その他の科目も試験が近づくにつれて目標の点数に届く頻度が多くなっていきました。それでもケアレスミスや問題の読み間違いなどで共通テストの1週間前になってもなかなか目標点に届かない科目もあり、夜も眠れないほど悩んでいました。

でも、大久保先生や担当の先生、事務の方などたくさんの方々に相談にのっていただいたり、アドバイスをもらったりして試験の日ギリギリまで諦めず前向きに勉強に取り組むことが出来ました。

そして共通テストの前日不安でいっぱいだった私に大久保先生は

「大学入試の試験はこれまでの努力を発揮できる最高のチャンスやから楽しんでき!」と

言って塾から送り出してくれました。

共通テストの試験会場が自宅から遠かったので試験会場の近くのホテルに泊まりました。前日は寝るギリギリまで、当日は出発のギリギリまで最終チェックをすることが出来、リラックスした状態で会場に向かうことが出来ました。

でも、試験会場に着いた瞬間、会場の張り詰めた空気にとても緊張してしまったので、

「これまでこんなに頑張ったから大丈夫!今までしたことを発揮するだけ!」と

自分に言い聞かせました。

1日目は文系科目で思うように解けなかった科目もあったのですが、大きな失敗もなく終えることが出来ました。2日目は私の得意科目の数学から始まり、理系科目で少しでも点数を稼ぎたいと思っていたので1日目以上に緊張してしまいました。

数学ⅠAが終わり、数学ⅡBも終わり、解答用紙の回収のときに他の子の答案用紙と自分の答案用紙が明らか違うことに気づきました。数学ⅡBでは大問3,4,5のうちから2題選ぶ選択問題があり、私は大問4,5を選択し解きました。

でも、私が実際に答案用紙にマークしていたのは大問3,4の解答用紙でした。その瞬間頭が真っ白になり、試験会場で涙が止まらなくなってしまいました。

そのことを大久保先生にすぐにLINEすると、大久保先生は直接電話で聞いてくださりました。

私は泣きながら

「大久保先生、私、、終わった、、、」と

伝えました。

すると大久保先生は明るくこうおっしゃってくれました

「まだなんも終わってないし、勝手に終わらせんといて!

数学のことは全部忘れて

次の化学と生物で引きずったらあかんで?

まだ何も終わってないから大丈夫!」と

結局、数学はマークミスで40点落としてしまったのですが、大久保先生と話して気持ちを落ち着かせることができ化学と生物は引きずらずに全力で解ききることが出来ました。

あのとき、大久保先生ともし話せてなかったら、、、と考えると今でもとても怖くなります。

二次試験の科目は数学のみでした。共通テストから二次試験までの期間はマークミスをしたにも関わらず自分が目指していた教育大の数学科にA判定で出願できたことに感謝し、そのチャンスが無駄にならないように大久保先生が作ってくださった志望校別の予想問題のプリントを何度も解き直し練習しました。

その期間に記述の書き方や問題の取捨選択の仕方など二次試験に必要なことを教えていただきました。

倍率が4.6倍だったこともあり、二次試験前日まで授業で扱った約100問の志望校別の問題を全て解けるように何度も練習し、とにかく出来ることを全力でやりきり、当日を迎えました。

国立二次試験当日、試験当日に解くために大久保先生が作ってくださったプリントを解いてから、今まで何度も練習したプリントを見返し、「こんなに頑張ったから大丈夫だ」と気持ちを落ち着かせ会場に向かいました。

駅から学校までバスだったのですが、そのバスに同じ大学を受験する人がたくさん乗っていて、共通テストとは違い「直接戦わなければいけないライバル」を初めて目にし、一気に緊張し不安になってしまいました。

緊張してすぐに頭が真っ白になってしまう私のことを気遣って、大久保先生はLINEでたくさん楽しい話をしてくださって私の緊張を解してくださりました。

いざ試験が始まると、問題の傾向が変わっていることに焦ってしまい頭が真っ白になってしまいました。「焦ったときはペンを一旦置いて深呼吸するんやで、わかる問題だけを確実に解いたらそれでいい」と大久保先生のその言葉を思い出し、自分が試験時間の中で出来ることは全てやりきりました。

でも、試験が終わると、分からない問題があって今までの練習通りに解くことが出来なかった悔しさからなかなか教室を出ることが出来ませんでした。

周りの受験生がとても賢く見えて、「めちゃくちゃ解けた!これやったら2次で巻き返せる!」というような言葉ばかりが耳に入ってきて共通テストも40点を落として、二次試験でもやらかしてしまった、

「なんで自分は大事な時にやらかしてしまうんだろう」と

自分のことを責めてしまいました。

大久保先生にそのことを伝えると、

「簡単やったとか言っててもその人が本当に正解してるかどうかなんか実際は分からないし、まだ結果も出てないから大丈夫!でも気持ち的に後期試験の勉強をしていた方が落ち着くと思うから来週から始めようか!」と

後期までにするべきことを教えていただきました。

1度は落ち込んだ私でしたが、

「自分は数学の先生になりたいんだ!」
「夢を叶えるんだ!」と

また前を向き後期に向けて勉強を始めました。

そして前期の合格発表の日、

「落ちてるかな」
「番号あるかな」と

とても不安な気持ちで大学のホームページを開きました。

すると、学科ごとに合格の番号が書かれており私が受けた「中等数学科」その文字の下に私の番号があったのです

その瞬間、時間が止まったような気がして涙があふれました。今までの努力が全て報われ夢に1歩近づいた最高の瞬間でした。

あの時の感情は今でも忘れられず、これから先もそう簡単には味わうことが出来ないだろうな、と思えるほどの喜びでした。

悩み事も多く、すぐに不安になって自分を責めてしまう私の性格を理解し、たくさん相談に乗ってくださった先生方、事務の方々本当にありがとうございました。

そしてなにより「数学の先生になりたい」という夢を私が見つけられたのは大久保先生のおかげです。合格の最後までサポートしてくださり、私が困った時や失敗してしまった時いつも明るく励ましてくださった大久保先生、本当にありがとうございました。

私は自信塾が大好きです。
先生方や事務の方がいつも気にかけて話しかけてくださるところ、塾の雰囲気、全てが大好きです。その大好きな自信塾で努力をして数学の先生になりたいという夢に一歩近づけたことを私は誇りに思います。

この大学受験を通して得た自信や経験はこれからの人生においても貴重なものになると私は強く思います。これからも夢に向かって頑張っていきます。

本当にありがとうございました。

保護者様の寄稿